ニッカファンはもちろん、注目されているジャパニーズウイスキーの中でも人気の高い「余市」に関するホットニュースが、今週飛び込んできた。

ニッカウヰスキーの余市のエイジング商品「シングルモルト余市10年」が、11月15日（火）より全国で発売される。それに先駆けて、北海道内では7月26日（火）より先行発売。熟成年数を表記した余市は2015年以来、7年ぶりとなる。

力強く重厚な味わいのシングルモルトウイスキー

「シングルモルト余市10年」は、熟成を重ねた余市モルトがもたらす、力強く重厚な味わいが特長のシングルモルトウイスキー。

ウッディで甘いオーク樽の香りや、熟したバナナのような果実の香り、力強く複雑なモルトの香りを感じられる。また、洋梨のような甘酸っぱさと燻製を思わせるピーティーな味わいで、重厚なコクとピートの香ばしさが調和した心地よい余韻が長く楽しめる。

熟成感を表現した上質なデザイン

同製品のパッケージは、“余市”と“10年”の文字を堂々と配し、ラベル資材に和紙を使用することで、上質な雰囲気を演出。また、ラベルのベースカラーを「シングルモルト余市」より濃くすることで、熟成感を表現した。

2024年はニッカウヰスキー創業90周年

2021年は、ニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原料・発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けが生み出す奥深さに焦点を当てた、“NIKKA DISCOVERYシリーズ”が発売された。また、10月には北海道・余市蒸溜所内の見学施設「ウイスキー博物館」の一部が23年ぶりに改修され、「ニッカミュージアム」として開業した。

そして、本年2月には、余市蒸溜所にある建造物の一部が国の「重要文化財」に指定されている。

ニッカウヰスキーでは、2024年の創業90周年に向けて、様々な魅力を伝える取り組みを強化するという。そのひとつとして、今回、熟成年数を表記したエイジング商品を7年振りに発売することで、シングルモルトウイスキーのさらなる魅力を伝える。

争奪戦になること間違いなしの「シングルモルト余市10年」、北海道に飛ぶか、あるいはバーで愉しむか。いずれにしてもその味わいが気になるところだ。

シングルモルト余市10年
参考小売価格：8,800円（税込）
発売日：北海道先行発売7月26日（火）、全国発売11月15日（火）
容量：700ml
アルコール分：45％
数量：年間9,000本（日本国内）
商品情報：https://www.nikka.com/products/malt/yoichi_miyagikyo/

（田原昌）