広島・三次に同県内初のワイナリー誕生、世界水準の広島産ワインを展開する「TOMOÉ」ブランド

豊かな水の産地で生まれた広島産ワインを堪能したい。

日本ワインに特化したオンラインショップ「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP(ワシュ オフィシャルオンラインショップ)」が、1994年に広島県北部に位置する三次(みよし)市で県内初のワイナリー「広島三次ワイナリー」をオープン。

同ワイナリーの商品展開がスタートしたので紹介しよう。

三次盆地の気候を生かしたブドウを栽培する「広島三次ワイナリー」

昭和30年代からブドウが盛んに栽培されていた三次盆地で発祥した「広島三次ワイナリー」。三次盆地の気候は深い霧を生み出し、山頂から望む「霧の海」は絶景スポットとしても有名だ。

「広島三次ワイナリー」は、ここで2007年に2.0ヘクタールの自社農園を確保し、ピノ・ノワールやシラーなど新たな品種の植栽をスタート。4.6ヘクタールの面積を持つ専用圃場では、シャルドネ、セミヨン、メルローなどの欧州系品種や、ヤマブドウ系の小公子を栽培。

さらに貴腐ワインの醸造にも力を注いでいる。同ワイナリーが「TOMOÉ(トモエ)」シリーズをスタートしたのもこの頃だ。

今では、三次の風土を五感で愉しめるように、新しい旅のスタイル「三次ワインツーリズム」を提案し、三次の食と文化を日々発信している。

豊かな水に恵まれた三次が発信する「TOMOÉ(トモエ)」ブランド

幻想的な「霧の海」を造り出すほどの豊かな水に恵まれた三次。三次産ブドウ100%のワイン「TOMOÉ」は、川→霧→雲→雨と、水が巡る素晴らしい自然のサーキュレーションから作り出されている。

(左から)TOMOÉ ピノ・ノワール 白夜 2020 ¥6,270、TOMOÉ 三次ロゼ ¥2,090、TOMOÉ シラー 2018 ¥3,520、TOMOÉ 小公子マスカット・ベーリーA 2018 ¥3,850

(左から)TOMOÉ ピノ・ノワール 白夜 2020 ¥6,270、TOMOÉ 三次ロゼ ¥2,090、TOMOÉ シラー 2018 ¥3,520、TOMOÉ 小公子マスカット・ベーリーA 2018 ¥3,850

TOMOÉ ピノ・ノワール 貴腐(木箱入り) ¥30,800

TOMOÉ ピノ・ノワール 貴腐(木箱入り) ¥30,800

水の村で生まれた「VILLAQUA(ヴィラクア)」

「三次(みよし)」の地名の由来には、「水(み)」と、古い朝鮮語「村」を意味する「すき」が合わさった「水村(みすき)」が「みよし」に転じたという説がある。

この由来をもとに「VILLA(村)」と「AQUA(水)」を合わせた造語として誕生したスパークリングワイン「VILLAQUA」も、ワイン好きならば一度は味わう価値ありの名品だ。

VILLAQUA デラウェア¥2,310

VILLAQUA デラウェア¥2,310

「広島三次ワイナリー」の商品展開の広がりが、日本ワインの質の高さを世に知らしめるきっかけとなりそうだ。

広島三次ワイナリー 特集コンテンツ:https://wa-syu.com/blogs/feature/new_arrivals_hiroshimamiyoshiwinery

(IKKI)

※価格は全て税込