ファッションデザイナー、マリー・クワント氏の出身地・イギリスでは約40万人が訪れた注目の世界巡回展がついに日本に上陸だ。
1950年代ロンドンのファッションシーンに彗星のごとく登場し、ミニスカートを広めたファッションデザイナー・マリー・クワント氏。60年代のストリートカルチャーを牽引した同氏の展覧会を渋谷「Bunkamura ザ・ミュージアム」にて開催する。
60’sロンドンにおけるモードの先駆者
デイジーのアイコンのコスメラインで広く知られる、マリー・クワント氏は、60’sロンドンにおけるモードの先駆者であり、女性起業家のパイオニアでもあった。モダンで若々しい彼女のデザインは、当時の女性たちの服装を一変させた。
デザイナー、起業家としての歩みを辿る
同展では、「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)」より来日する約100点の衣服を中心に、アクセサリーや小物、写真や雑誌など関連資料を展示。1955年~75年にかけての彼女のデザイナー、時代を切り開いた起業家としての歩みを辿る。
ドキュメンタリー映画もロードショー
また、マリー・クワント氏の知られざる素顔とデザインの秘密に迫る傑作ドキュメンタリー映画、『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』が「Bunkamura ル・シネマ」にて11月26日(土)よりロードショーとなる。
「マリー・クワント展」と同時に開催となる、ドキュメンタリー映画も併せてチェックしてみてはどうだろう。
マリー・クワント展
会期:11月26日(土)~2023年1月29日(日)※12月6日(火)、1月1日(日・祝)休館
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急百貨店本店横)
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
Bunkamura HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/2022_maryquant.html
(角谷良平)