RESERVOIRがヴィンテージのオーディオアンプをモチーフにした腕時計コレクションを発売

“音響”の世界に着目した腕時計が登場。

フランスの腕時計ブランド「RESERVOIR(レゼルボワール)」が、7月5日(火)より新作コレクション「ソノマスター クロノグラフ」を販売開始した。

ヴィンテージ計器にインスピレーションを得る「レゼルボワール」の時計

レゼルボワールは、2016年にフランス・パリで設立されたウォッチブランドだ。

創業者のフランソワ・モロー氏は、ヴィンテージ計器の熱烈なコレクターとして知られている。そのため同ブランドの腕時計も、創業者の想いを如実に反映。

ヴィンテージ計器からインスピレーションを得た腕時計のデザインには、自動車や航空機など、世界で躍動するメーターの機能性と審美的魅力が活かされている。

例えば、“タコメーター”を想起させる可動範囲240度のレトログラードミニッツ、“距離計”を連想させるジャンピングアワー、“燃料計”を彷彿させるパワーリザーブ……。この3つを組み合わせた斬新な時間表示は、レゼルボワール時計の大きな特徴とも言えるだろう。

時計とオーディオ機器の要素を融合させた新コレクション

今回、新たに登場した「ソノマスター クロノグラフ」は、アナログステレオアンプの音量計「VUメーター」から着想を得て、音の計測を時間の計測にアレンジした時計だ。

レゼルボワールでは初となる、ダイヤル左右のバイ・レトログラード表示(120度の範囲で反復運動をする日付と秒の表示法)とクロノグラフを採用。

新キャリバー「RSV-Bi120」を搭載し、特徴的なダイヤル左右の2本のレトログラード針でVUメーターの針を再現している。0から30までの目盛りを備えた左ダイヤルは“秒”を表し、秒針は30秒毎に0地点に戻る。0から31までの目盛りが配置された右ダイヤルは“日付”を表し、月が替わる瞬間に針が出発点に戻る仕様だ。

リューズは、アンプのコントロールツマミをイメージ。プッシュボタンは、ベースツマミ、トレブルツマミをデザインしている。

デザインモチーフとなった「VUメーター」に敬意を表し、左右のダイヤルには赤いゾーンを配置。ダイヤルにはクリーム色、目盛り部分にはダイヤルとのコントラストが鮮やかな黒を採用している。

どちらのレトログラードカウンターもメインダイヤルに沈み込む形になっており、アンプのフロントパネル内に設置された「VUメーター」の様子を連想させる。

「RESERVOIR」の個性が感じられるウォッチ。時計愛好家たちから注目を集めそうだ。

SONOMASTER CHRONOGRAPH(ソノマスター クロノグラフ)
価格:¥898,700(税込)
詳細:https://www.reservoir-watch.com/vintage-watch-collections/partnership/sonomaster/sonomaster-chronograph/

RESERVOIR販売店情報ページ:https://www.reservoir-watch.com/stores/

(IKKI)