新たなシェフを迎えたオーベルジュスタイルの「arita huis」がメニューを一新、リニューアルスタート

2018年4月、“クリエイティブプラットフォーム”として、400年以上の歴史を世界に誇る磁器発祥の地・佐賀県有田にオープンした、オーベルジュスタイルの「arita huis(アリタハウス)」。

同施設では、新たに池田孝志シェフをレストランのトップに迎え、新ステージがスタートした。

有田ならではの特別な時間を味わえるオーベルジュ

「arita huis」は、有田焼の卸団地「アリタセラ」にある。10室の客室と44席の臨場感あふれるカウンターキッチンと落ち着いたダイニングを備える、心地よい空間が広がるオーベルジュだ。

有田でしか味わえない特別なひとときを、充実したおもてなし、食、空間美によってゲストに提供する。

有田焼の奥深さ、歴史、洗練された世界を、日本ならではの美しい磁器を体感し、愛で、味わえる、唯一無二の場所だ。

旬の地元食材で彩られたメニュー

同施設のランチコースとディナーでは、様々な有田焼の器を使用したコース料理を用意する。

ランチの営業時間は、11時30分から14時、ランチコースの料金は3,300円。

ランチコースイメージ

ランチコースイメージ

ディナーは19時からの営業で、13,200円のvegan menu(*1)と、16,500円のスタンダードコース(*2)などが楽しめる。

arita huis Head chef 池田孝志氏プロフィール

熊本県宇城市出身の池田孝志氏。22歳で渡仏し、パリの星付きレストランを皮切りに、デンマーク・コペンハーゲンの「Geranium」、スペイン・ビルバオ「Azurmendi」など著名なレストランで研鑽を積む。

さらには世界各地の料理人や批評家が年に1度、優れたレストラン50店を選ぶ「世界ベストレストラン50」にて10年連続トップ10入りを果たしたスペイン・エレンテリア「Mugaritz」で、”その土地ごとの文化を柔軟に解釈し表現する”現在の自身の料理スタイルの根幹を学ぶ。

「arita huis」ではこれまでの経験はもちろん、有田の地で得る新鮮な感覚も随時還元し、”文化を具現化する”オーベルジュを目指す。

磁石場の山の形がモチーフのロゴマーク

日本初の磁器・有田焼の誕生は、「arita huis」から5kmほど東にある泉山磁石場にて陶石が発見されたことに由来する。

先代達によって数百年採掘されたその磁石場の山の形をモチーフに、多様に広がる有田焼の新しい可能性を「風」、明るい未来を「光」として、オランダのアイコンでもある風車の形を使ってロゴを表現した。カラーは有田焼の呉須の色を思わせる濃紺を採用している。

佐賀の地場食材と有田焼、池田孝志シェフの生み出す料理スタイルを堪能しよう。

arita huis
所在地:佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351-169 アリタセラ内
公式サイト:http://aritahuis.com/

(MOCA.O)

*1 4日以上前の問い合わせが必要
*2 前日正午までの予約が必要

※価格は税・サ込