味覚だけじゃない!「五感を刺激する」会員制寿司店「阡寿(せんじゅ)」が神宮前にオープン

江戸前の寿司だけでなく、建築、音楽、アート、花も愉しめる、“五感を刺激する”会員制の寿司店「阡寿(せんじゅ)」が、7月16日(土)、東京渋谷区にオープンする。

江戸前寿司を食べながら愉しめる、エクスクルーシブなプレイリストを楽しもう。

研ぎ澄まされた陰影のある空間が広がる寿司店

久保都島建築設計事務所が設計した店舗は、「墨色」をテーマに、研ぎ澄まされた陰影のある空間が広がる。

曲線が特徴的な6席のカウンターと、プライバシーが守られる専用の導線と手洗いを備える4席の個室が会員を出迎える。

日本全国の選りすぐりの食材を楽しむ

同店の握り手・市川智之氏は、高知県出身、地元「土佐銀」にて江戸前寿司の基礎を学び、その後、銀座の老舗「二葉鮨」、同じく銀座の名店「鰤門(しもん)」などで修業を重ね、今回「阡寿」で寿司の奥深さをさらに追求する。

日本全国から選りすぐりの食材を集め、それぞれのネタに合わせて赤酢、白酢のシャリを使い分け、その季節ならではの江戸前の寿司とつまみを味わえる。

「阡寿」のためだけに選曲したプレイリスト

同店の音楽を監修するのは、中目黒のカセットテープショップ「waltz」。オーナーの角田太郎氏の選曲は世界中のファンを虜にしており、店内では「阡寿」のためだけに選曲したエクスクルーシブなプレイリストを月替わりで提供する予定だ。

そのほかにも、アートは、2003年にオンラインでアート作品を販売するサービスをスタートした先駆者的な企業である「ギャラリータグボート」が提供。

ファサードの植栽と店内の盆栽、寄せ植えは銀座の「野の花司」が監修。季節感を感じることができる野草、和の花を視覚で楽しめる。

食器は、大村剛氏、大隅新氏、鈴木美雲氏など、作家の器を使用し、グラフィックデザインは、金井理明氏、「金ノ井」が担当する。

「個室会員」と「通常会員」の2つの会員システム

会員システムは、「個室会員」と「通常会員」の2つのクラスに分かれている。

4名個室の利用が可能な「個室会員」は、未成年の子どもの同伴が可能。カウンターのゲストと鉢合わせることがないよう、個室専用の導線と手洗いを備える。

「通常会員」は、6席のカウンターでの飲食が可能で、非会員のゲストを同伴できる。

ランチとディナーをコースで

ランチは11,000円、ディナーは27,500円のコース設定。事前の予約で、ランチタイムにディナーのコースを提供することも可能だ。

ドリンクは、日本酒、ビール、ウイスキー、シャンパン、ワイン、ソフトドリンクをラインナップしており、時期によって稀少性が高いお酒を愉しめる。

すべてのゲストが幸せなひと時を過ごせるようにと設計された寿司店だ。

阡寿(せんじゅ)
所在地:東京都渋谷区神宮前2-21-15 エクセレンスビルディング神宮前2丁目1F
営業時間:ランチ12時~14時(火曜・木曜・土曜)、ディナー17時~22時(月曜・火曜・木曜・金曜・土曜・日曜)
定休日:水曜、第4日曜
阡寿 公式サイト:https://senjutokyo.jp/

(MOCA.O)

※価格は税込
※入会費、年会費については非公開