サウナー必見！今後、アウトドアサウナの新たな定番となり得るアイテムだ。

furo社は、テントサウナ用としては世界初、3面2重壁構造による本格2次燃焼機構を搭載し、高火力・高燃焼効率・減煙を実現した薪ストーブ「Sotoburo STOVE」を発表した。

従来商品になかった本格2次燃焼の仕組みを搭載

「Sotoburo STOVE」の耐久性は高く、特に熱の負担がかかる箇所には重厚なステンレスを使用。また細部には様々な工夫が施され、従来のテントサウナ用ストーブの課題を解決している。

「FULL-SCALE SECONDARY COMBUSTION（フルスケール・セカンダリー・コンバッション）」と呼ばれる、本格2次燃焼の仕組みを搭載。

底辺から吸い込まれた空気が、熱いステンレス板に挟まれた気道を通り高温になって上昇し、上部の多数の通気孔から炉内の2次燃焼室に送り込まれることで、1次燃焼では燃えきらなかった可燃性ガス（煙）を燃やし、2次燃焼を引き起こす。

薪の種類・太さ・含水率・焼べ方・薪の量などによって煙の量は異なる。焚き付け時は他のストーブ同様に煙が発生するが、適切な火入れでドラフト効果（煙突効果）と、2次燃焼が働く事で他のストーブに比べ煙が少なくなる。

早いタイミングで一度に薪を入れすぎた場合には、煙は大量に発生するので注意を。

高耐久性＆使い勝手の良さにも特化

天板のステンレス板は、他の箇所に比べて重厚な3ミリ厚を使用。耐久性が高く、特に熱の負担と石の荷重がかかる天板や燃焼室内の薪受けには丈夫な素材を使っているので、末長く使うことができる。

サウナストーンアングルは、全方向からサウナストーンを確実にホールド。

薪受けは取り外しができるため、熾や灰を掻くのがとても楽に行える。また万が一修理の場合にもストレスなく交換が可能だ。

薪受け下のプライマリーエアー（1次空気）用の吸気孔により、1次燃焼を促す。灰受け皿は従来のものより幅を狭く・高さを深くし、奥の壁をなくすことで灰や熾をスコップのようにすくって、火消し壺に納めることが簡単にできるようになっている。

扉は左勝手と右勝手どちらでも使え、すぐに付け替えることが可能。

両勝手にすることでテント内のレイアウトに選択肢が広がる。炉口は多少上向きに角度をつけることで、開けたときは扉が開いた状態で安定し、反対に閉めるときはきっかけを作るだけであとは重力で自動に閉まる。

オプションで耐熱ガラス扉もある。炎の揺らぎを目で見て楽しむ以外にも、火付き具合や薪入れのタイミングを確認するのにとても便利だ。

ストーブ脚はステンレス製（SUS303）で、無垢材から切削してネジ切りをすることで美しい仕上がりに。取手はSUS304を使用、その他はSUS430を使用している。

煙突径は90ミリで煙突6本と脚4本は炉内に収納可能。抜き差しがしやすく、且つ被り幅が広く安定しているので風にも比較的強い煙突だ。煙突は長くすることで更なる上昇気流を生み出す。煙突を追加したい際は1本から注文可。

サウナストーン(HARVIA Sauna stone,Gabbro-Diabase,20kg,5-10cm)もオプションで購入可能。

他にもフィンランドのHUKKA DESIGNからはフィンランド産の岩石を削り出して作られた可愛らしいサウナの妖精トントゥなど、ロウリュをより楽しむためのアイテムも豊富に取り揃えている。

価格は107,800円＋送料2,200円。予約販売受付中で、配送は8月から入金順を予定している。

「Sotoburo STOVE」で、最高のロケーションでの“ととのい”体験をしてみたい。

Sotoburo STOVE：https://www.sotoburo.jp/

（suzuki）

※ストーン、ガラス扉は別売り。価格は全て税込