背筋が凍るような“怖い夏”を満喫!?六本木と目黒で「妖怪」&「百物語」のイベントを開催

夏の風物詩といえば“肝試し”!本記事では、この夏に都内で開催される「妖怪」や「おばけ」にフォーカスしたイベントを紹介したい。

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」が六本木で開催

六本木ヒルズ森タワーにある東京シティビューでは、7月8日(金)~9月4日(日)の期間、漫画家・水木しげる氏の生誕100周年を記念した初の大型展覧会「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」を開催。

©水木プロダクション

エントランスに現れる「天空の水木しげるロード」を抜けると、そこには、水木しげる氏が触れ、感じ、その形を生み出してきた妖怪の世界が4つの章にわたり広がる。水木氏が妖怪を描くことになった背景や貴重な妖怪関連書籍、妖怪画など、いろいろな角度から“妖怪と水木しげるの世界”を堪能したい。

©水木プロダクション

また、本展会場と同じフロアに隣接するカフェ「THE SUN & THE MOON」では、会期中、展覧会を記念した「妖怪の森Cafe」を開催。妖怪の世界、キャラクター、水木漫画をモチーフにした、8品のフード、デザート、ドリンクが登場する。本会場で背筋が寒くなった後は、こちらでポップな妖怪フードを楽しむのもおすすめ。

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~
会期:7月8日(金)~9月4日(日)※会期中無休
会場:東京シティビュー
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
開館時間:10時~22時(最終入館21時)
チケット購入方法:東京シティビュー専用オンラインサイト、プレイガイド(ローソンチケット)にて販売/前売券:一般1,900円、当日券:一般2,200円
公式サイト:https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/
公式Twitter:https://twitter.com/mizuki_yokai_ex

テーマは「百物語」!?ホテル雅叙園東京の「和のあかり×百段階段」

東京・目黒にある「ホテル雅叙園東京」では、館内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、7月2日(土)〜9月25日(日)までの期間限定で、アートイルミネーション「和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~」を開催。

各部屋には夏にふさわしい百物語の展示を配し、歩みをすすめるとさらなるストーリーが体験できる演出だ。展示会場である文化財「百段階段」へと続く導入部では、愛嬌ある表情の金魚ちょうちんと涼やかな風鈴の音が出迎える。

日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつ「百物語」は、百番目の話を終えると本物の怪異が現れるとされている。同イベントにおいても、あかりアートから見え隠れする妖怪や幽霊は、階段を上るにつれてその数を増していく。「百段階段」の全ての階段をのぼり終えた時に一体何が起こるのか……。涼を誘う百物語と幻想的なあかりアートを堪能したい。

和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~
会期:7月2日(土)〜9月25日(日)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1
開館時間:11時30分~18時(最終入館17時30分)※8月20日(土)は17時まで(最終入館16時30分)
入場券購入方法:ホテル雅叙園東京(一般入場券)、公式オンラインチケット(一般入場券、グッズ付)/当日券:一般¥1,500
その他詳細:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2022

ただ怖いだけでなく、アート鑑賞としても最適な2つのイベントに足を運び、大人の夏休みを楽しみたい。

(IKKI)

※情勢によりやむを得ず営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性あり
※価格は全て税込