ウイスキーの品評会でダブル受賞に輝いた「日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022」

木内酒造の「日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022」が、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」において、洋酒部門の金賞およびカテゴリーウィナーのダブル受賞を果たした。同ウイスキーは、8月からの販売が予定されている。

新しく挑戦する酒造の力に注目だ。

品評会で評価された日の丸ウイスキー

「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(以下、TWSC)」は、日本人の繊細な味覚をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会。

カテゴリーウィナーは、TWSCでの審査において、一定数の出品のあったカテゴリー内で最高得点を獲得したアイテムを対象に、実行委員会の合議によって36部門から選出される。

「日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022」は、TWSC2022ですでに金賞を受賞しており、今回のジャパニーズニューメイクスピリッツ部門でのカテゴリーウィナーで“ダブル受賞”となった。

未来の味わいが楽しみになる「ニューボーン」

ニューボーンとは、ウイスキー原酒を樽詰してからまだ日の浅い、熟成途中のウイスキーのこと。一般的に世界で流通している3年以上貯蔵されたウイスキーよりも、ずっと若いウイスキーだ。

数年後に世に出る日の丸ウイスキーの未来を考えながら味わうのも、楽しみのひとつとなるだろう。

日本酒づくりからクラフトビールへ。さらにウイスキーへの挑戦

文政六年(1823年)、常陸の国(現茨城県)那珂郡鴻巣村の庄屋であった木内儀兵衛が始めた木内酒造の酒づくり。それは日本酒だけにとどまらず、1996年に誕生したのが「常陸野ネストビール」だった。

そんな、200年にわたる酒造りを続ける「木内酒造」の新しい試みが、「日の丸ウイスキー」だ。

コラム式スチルの額田蒸溜所、ポットスチルの八郷蒸溜所でそれぞれで蒸留したモルト原酒、茨城県産の小麦を一部用いたグレーン原酒を、筑波山の東麓の自然の中で熟成させている。

新しく挑戦する酒造の想いとともに、若いウイスキーを味わってみたい。

日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン
原材料名:モルト、グレーン
原料原産地名:国内製造(モルトウイスキー、グレーンウイスキー)
アルコール度数:48%
内容量:700ml
小売価格:5,000円(税別)※数量限定
販売開始:8月予定※応募者多数の場合は抽選販売
日の丸ウイスキー:https://hinomaruwhisky.com
TWSC公式ホームページ:https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/winnersresult/

(田原昌)