月面を思わせる腕時計!シチズンと「HAKUTO-R」のコラボレーションモデル

シチズンから、「CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ)」ブランド誕生35周年記念限定モデル第2弾として、新開発の結晶チタニウムを使用した、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」とのコラボレーションモデルが登場。

7月7日(木)、世界数量限定で発売する。

新開発の素材を使用した、ブランド35周年を飾るのに相応しいモデル

2022年末頃の打ち上げを予定している(*1)民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の着陸脚パーツには、シチズンのスーパーチタニウムが使用されている。

今回の新製品は、このランダーの着陸脚パーツと同じシチズン独自の硬化技術である「デュラテクトDLC」を施したスーパーチタニウムと、新たに開発した「結晶チタニウム」を組み合わせた、ブランド35周年を飾るのに相応しい特別なモデルだ。

まるで月面のようなパターンの「結晶チタニウム」

「結晶チタニウム」は、チタニウムを高温で熱処理し、再度冷ますことで組成が不均一に結び付き、表面に結晶パターンが出現することで生まれる。この結晶パターンは、自然界の鉱物のように、一つとして同じものがない。まるで、月面を様々な角度で写し取ったかのような表情を見せるパターンが、これから始まる「HAKUTO-R」のミッションを連想させる素材となっている。

また、結晶化する際に高温を加えることで素材が膨張する為、「結晶チタニウム」を細密に加工するには高度な技術が必要。その「結晶チタニウム」をベゼルとバンドの中駒に使用している本モデルは、長年チタニウムを追求してきたシチズンだからこそ、実現できたデザインだ。

「HAKUTO-R」のランダーの分解図イメージをレイアウト

宇宙空間の暗闇をイメージしたブラック

この「結晶チタニウム」と「デュラテクトDLC」を組み合わせ、人間にとって未知の領域である宇宙空間の暗闇をイメージし、文字板、ケース、バンドともにブラックで統一。

文字板は、リングやインデックス、サブダイヤルのリングパーツを重ねた積層構造とし、チタニウムの結晶をイメージしたパターンをブラックトーンで表現。

裏ぶたには、スーパーチタニウムを使用している「HAKUTO-R」のランダーの分解図イメージがレイアウトされている。

多数の機能を備えたフルスペックモデル

機能面は、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位ムーブメントF950を搭載し、時刻情報のみの受信では、世界最速レベル(*2)の「最短3秒」で受信、メインタイムの時針と分針を従来の2倍の速さで動かし時刻を表示する。

さらに、ダブルダイレクトフライトや1/20秒クロノグラフ機能なども備えたフルスペックモデルとなっている。

宇宙への憧れを詰めた腕時計だ。

ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライト HAKUTO-Rコラボレーションモデル
商品番号:CC4044-53E
希望小売価格:319,000円(税込)
限定数量:世界限定1,000本
サイズ:ケース径/厚み:径44.3mm / 厚み16.0mm(設計値)
CITIZEN:https://citizen.jp/index.html

(田原昌)

※本記事の内容は発表日時点の情報。商品のデザイン及び価格、発売日、スペックなどは、一部変更になる場合あり

*1 打ち上げ時期は2022年5月時点の想定
*2 アナログ式光発電GPS衛星腕時計として。2022年5月シチズン調べ