暑い日は、美味しいクラフトビールをグイッと煽り、喉を潤したい。
八ヶ岳ブルワリーが「八ヶ岳ビール タッチダウン」ブランドから、山梨県産のゆずを使った限定醸造ビール「Yuzu Weizen(ゆずヴァイツェン)」をリリース。公式オンラインショップや、山梨県北杜市にあるブルワリー併設レストラン「萌木の村 ROCK」、全国の酒販店・小売店などで限定販売中だ。
山梨県産品を贅沢に使った“ゆずビール”第2弾
「ゆずヴァイツェン」は、 山梨県の農業生産法人「ピーチ専科ヤマシタ」の高品質な県産ゆずを贅沢に使用した“ゆず”のビールだ。ピルスナースタイルで醸造した第1弾「ゆずピルスナー」に対し、今回は小麦麦芽比率を50%まで高めた“ヘーフェヴァイツェン”のスタイルをベースとした。
同製品名の“ヴァイツェン”とは、ドイツ南部のバイエルン地方で生まれた伝統的ビアスタイルであり、白濁した外観が特徴の、いわゆる白ビールのひとつにあたる。
醸造では、およそ40kgのゆずから、風味の凝縮された果皮だけを手作業で丁寧に切り出し、麦汁煮沸後と発酵段階でじっくり浸漬。上品な柑橘香を余すところなく引き出した。
一方、ホップは希少品種「モンロー」を採用。仕込みの煮沸段階での添加に加えて、一次発酵後にホップを浸すことで豊かなアロマを引き出す「ドライホッピング」も施している。
華やかな柑橘香と酵母由来のエステル香が融合
そうして完成した「ゆずヴァイツェン」は、絹のようにきめ細かくクリーミーな泡立ちと、飲み気をそそるヘイジーなアピアランスのなか、華やかな香りが立ち上る。
ゆずの柑橘香、ベリー様のニュアンスを持つホップアロマ、そしてヴァツェン酵母に由来するバナナのようなエステル香が複雑に絡み合った、立体的なアロマが魅力だ。
口に含むと、おだかやな炭酸と柔らかくスムーズなマウスフィールが、ヴァイツェンらしい苦味のないフルーティな味わいを一層引き立てる。
飲みはじめはプラム、やがて温度が高くなるにつれて桃を思わせるフレーバーに変化し、フィニッシュは酸味を感じてスッキリした後味に。4.5%と抑え目なアルコール度数も手伝って、ドリンカビリティの高いビールに仕上がった。
ジャンルを選ばず、幅広い料理を引き立てる「ゆずヴァイツェン」。これからの夏本番、食事時に合わせて、汗が引くまで2~3杯ほどグラスを重ねたい。
Yuzu Weizen(ゆずヴァイツェン)
醸造方式:上面発酵(無ろ過・非加熱)
原材料:麦芽(大麦・小麦)、ホップ、ゆずピール、糖類
アルコール度数:4.5%
仕様:330mlボトル、15L樽
ブルワリー併設レストラン 萌木の村ROCK
所在地:山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村内
公式HP:https://rock1971.jp/
八ヶ岳ビール タッチダウン公式オンラインショップ:https://www.yatsugatake-beer.com/
(IKKI)