久米仙酒造がウイスキーBAR「OKINAWA BLUE(オキナワブルー)」を那覇空港にオープンした。酒造メーカーが単独で空港内にBARを出店するのは、泡盛業界で初めて。
今年で創業70周年を迎える久米仙酒造の、新たな挑戦が始まる。
革新的な挑戦を続ける「久米仙酒造」
創業70周年を迎える沖縄の老舗酒造メーカー「久米仙酒造」。
同酒造は「豊かな今と未来をつくる、一歩進んだ酒づくり」をモットーに、業界の常識にとらわれない様々な挑戦を続けている。最近では沖縄ならではの亜熱帯気候と、泡盛の「熟成し続ける酒質」を活かした新たなウイスキーづくりに挑戦。また、業界横断での福引企画「泡盛ガチャ」などで話題を呼んだ。
2020年からはクラウドファンディングにも挑戦。最初のプロジェクトでは泡盛業界では異例の878万円の応援購入を獲得し、さらに2021年には、蒸留酒業界でも稀な1,571万円の応援購入額を達成。Yahoo!ニュースや毎日新聞、サンスポなど、様々なメディアにも取り上げられ注目を集めた。
6月11日(土)、同酒造は沖縄空港内にウイスキーBARを出店。沖縄のお酒の魅力を観光客に伝える。
沖縄の伝統技法で造られた“新たなウイスキー”を満喫
同店のコンセプトは「沖縄の楽しい思い出にひたりながら、沖縄ならではのお酒を体験できる場所」。
ここ数年、コロナ禍による外出自粛により、各方面から「沖縄に行きたいけれど行けない」といった声が数多く聞かれた。そして今年に入り、ようやく少しずつ旅行を解禁する流れが生まれている。そこで同酒造では、数年ぶりに沖縄を訪れた観光客に「沖縄のお酒の新しい一面」を知らせたいと考えた。
沖縄のお酒といえばまず泡盛を思い浮かべるかもしれない。しかし同店では泡盛ではなく、同業界で500年以上受け継がれてきた伝統技術により造られた新たなウイスキーを提供する。
店舗自慢のウイスキーを飲み比べ
同店では、ライスウイスキーをはじめ、沖縄ならではの原料を生かしたお酒を堪能することが可能。
また、ウイスキーの年数別・ニューメイク(ウイスキー樽に詰める前の原酒)との飲み比べ体験なども楽しめる。特にニューメイクは一般流通しておらず、同店でしか飲めない希少なお酒だ。ウイスキー好きならば一度は味わいたい。
時間のない人は、店頭でお酒のみ購入することも可能。
沖縄の思い出を振り返るのに最適な「沖縄ならではのお酒」を、店頭や自宅で味わってみては。
ウイスキーBAR「OKINAWA BLUE(オキナワブルー)」
会場:那覇空港店3階JAL側チェックインロビー裏 飲食店エリア
所在地:沖縄県那覇市鏡水150
営業時間:10時〜21時(L.O. 20時30分)
久米仙酒造公式HP:https://kumesen.co.jp
(IKKI)