英国ベントレーの2ドアサルーン「コンチネンタルGT」に、ドライビングプレジャーとビジュアルを際立たせた“Sモデル”が登場した。
日本への導入時期や価格は未定だが、快適性とウェルネスを重視した紳士なグレード“アズール”と合わせ、コンチネンタルGTの選択肢がさらに広がっている。
凛とした佇まいの中にある、溢れんばかりのスポーティネス
新グレードとなる“Sモデル”は、クーペの「コンチネンタルGT S」とコンバーチブルの「コンチネンタルGTC S」を設定。いずれも凛とした佇まいの中に、溢れんばかりのスポーティネスなオーラを放っている。
ダークにまとめた外装には、グロスブラック仕上げのラジエターグリルやリアウイング、ブラックのクワッドテールパイプなどを採用。フロントフェンダーには、特別なモデルであることを主張する「S」バッジが飾られる。
足元には、完全新設計の22インチホイールからレッド塗装のブレーキキャリパーが覗き、卓越したパフォーマンスを予感させる。Y字型5本スポークの仕上げは、「グロスブラック」もしくは新設定の「ペールブロッガーサテン」から選択できる。
一方、最高級レザーとスエード調の「ダイナミカ」を組み合わせた内装には、Sモデル専用のツートンカラースプリットに加え、インパネやキッキングプレートなどに「S」のアクセントを採用。ベース車の「コンチネンタルGT」以上に、ラグジュアリーかつスポーティな雰囲気が充満している。
0-100km/h加速はわずか4.0秒!スポーツエキゾーストが高揚感を刺激する
スポーティな個性は、もちろん見掛け倒しなどではない。
心臓部には、4.0リッターの「V8直噴ツインスクロールターボエンジン(最高出力550ps/最大トルク770Nm)」を搭載し、8速デュアルクラッチとの組み合わせによって、0-100km/h加速はわずか4.0秒をマーク。高揚感を増幅するサウンドを放つ、スポーツエキゾーストも標準装備される。
また、48Vの電動アクティブ・アンチロール・コントロール・システム「ベントレーダイナミックライド」によって、コーナリングフォースを抑制してロールを最小限に抑える一方、巡航時は左右ホイールを切り離すことによって快適な乗り心地を実現する。
他とは違う個性と圧巻のパフォーマンスを備える「コンチネンタルGT S/GTC S」は、オーナーの所有欲とドライビングプレジャーをこれ以上ないほどに満たすはずだ。
ベントレー
公式サイト:https://www.bentleymotors.jp/
(zlatan)