天体写真のプロから幻想的な星空写真の撮り方を学ぶ「タイムラプス オンライン講座」

写真や動画を趣味にしているなら、一度は挑戦してみたい星空の撮影。そこで最適なのが、6月11日(土)・8月20日(土)の全2回の日程で開催される、星景写真家・北山輝泰さんによるオンライン講習会「タイムラプス講座」だ。

タイムラプスの基本から必要な機材、カメラの設定や撮影手順、そして専門ソフトによる画像や動画編集まで学ぶことができる。

星の軌跡をコマ送りするタイムラプスムービー

時間をおいて撮影した写真をつなぎあわせて動画にすることで、まるで時間を圧縮したように見せる「タイムラプス」は、近年では撮影も作品の発表も手軽にできるようになり注目されている。とりわけ、ゆっくり動く星空はタイムラプスの題材として相性が抜群だ。

講師は『星ナビ』で活躍する北山輝泰さん

同講習会は、月刊天文雑誌『星ナビ』に多数の作品や記事を寄せる天体写真家・北山輝泰さんが解説。6月11日(土)には撮影方法を、8月20日(土)には素材を元にしたタイムラプスの制作方法を2段階に分けてレクチャーする。

Zoom講座だからどこからでも参加可能

同講習会は、Web会議システム「Zoom」を使ってオンラインで開催されるため、どこからでも手軽に参加することができる。単なる動画視聴とは違ったリアルタイムのオンラインの講習会のため、その場で質問なども可能。また、アーカイブ動画を使ってあとから復習もできる。

6月11日(土)13時〜15時 タイムラプス撮影講座

星の動き(日周運動)を動画で表現するタイムラプスについて学ぶ。初日は素材となる画像の撮影方法について解説する。

講座内容

タイムラプスの原理、固定のタイムラプスとモーションタイムラプス、必要な機材、あると便利な関連用品やカメラの設定、撮影手順、露出が変わる時間帯での撮影方法などを解説する充実の内容。

8月20日(土)13時〜15時 タイムラプス制作講座

講師が撮影した素材を元に、タイムラプスの素材を作る編集過程から一本の動画につなげる最終プロセスまでの一連の流れを学ぶことができる。実演で使用するソフトは、画像編集に「Photoshop CC」「Lightroom Classic」、タイムラプス動画を編集する「LRTimelapse」 「Final Cut Pro」。

講座内容

撮影した素材のデータ管理、様々なタイムラプス生成ソフト、JPGデータから作成するタイムラプス、RAWレタッチを組み込んだタイムラプス、タイムラプス素材をつなぎ合わせて一本の動画を作成する方法を解説する、専門知識たっぷりの内容だ。

北山輝泰(きたやま てるやす)さん プロフィール

星景写真家兼、ビデオグラファー。1986年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、福島県に移住。天文インストラクター、天体望遠鏡メーカー勤務を経て、星景写真家として独立した。現在は天文雑誌『星ナビ』のライターや、全国の自治体と協力して星空のプロモーション活動を行う。

同講習会の受講チケットはイベントポータルサイト「everevo(イベレボ)」にて購入できる。受講の際は事前にZoomの環境チェックを。

タイムラプスによる星空の撮影は専門的な知識と技術が必須。プロの技を身につけて写真と動画の醍醐味を味わおう。

オンライン講習会 タイムラプス講座
定員:各回50名
受講料:各回6,000円、2回セット10,000円
チケット購入「everevo」:https://everevo.com/event/65834

(hachi)

※表示価格は税込