寺田倉庫が運営するワインマーケットサイト「TERRADA WINE MARKET」は、6月6日(月)、樽で熟成中のワイン「ボルドープリムール2021」の販売を開始した。それを記念して、テイスティングイベントも開催する。
引渡期間は2024年夏から冬頃になる予定。木樽でゆっくり熟成中のワインがボトリングされる日を待つ楽しみも味わえる。
製品になる前に購入できるボルドープリムール
ボルドープリムールとは、樽で熟成中のワインを製品になる前の段階で予約販売する、銘醸地フランス・ボルドー地方特有の流通システムで取引されるワインを指す。
例年秋に収穫するブドウで造られたワインは、その2~3年後(2021年ヴィンテージの場合は2024年以降)に出荷される。そのため、市場に出回る際より有利な価格で、名高いワインが安定的に購入できることが特徴だ。
10年、20年と長期に寝かせることで、熟成の醍醐味を楽しめるボルドープリムールは、将来的な価値向上を期待できる銘柄であり、生産者の支援・ワイン文化の継承という側面においても重要な意味をもつ。
ワイン専用倉庫へ直送、木箱・ボトル単位で保管可能
「TERRADA WINE MARKET」では、幅広いラインアップに加え、特定のインポーターのみとパートナー契約を結ぶシャトーなど、希少性が高く入手困難な銘柄を購入できる。
また、同サイトで購入したワインは、月額1本99円から利用できるオンラインワインセラー「TERRADA WINE STORAGE ボトル保管プラン」へダイレクトに預けて、最適な環境で熟成させることが可能。
また、自宅では保管が難しいとされる、木箱付きのワインを木箱のまま預けられるオプションサービスも提供されている。
2021年ヴィンテージを知る2つの特別イベント
ボルドープリムール2021の販売開始を記念して、6月13日(月)、20歳以上なら誰でも参加できる「ボルドープリムール2021オンラインセミナー」をライブ配信する。
イベントの前半は、ボルドー・メドック格付け4級のシャトー・ベイシュヴェルから、セールス・ディレクターのエルワン・ル・ブロゼック氏を招いたプリムールセミナーだ。後半はボルドープリムール2021のテイスティングを交え、その特色や味わいに関するトークセッションを展開する。
また、今年は新たに、TERRADA WINE会員の中から抽選で10組20名を、東京・天王洲にて6月25日(土)開催の「ボルドープリムール2021テイスティング」に招待。専属のソムリエと語らいながら、複数銘柄を試飲できるイベントだ。
2021年ヴィンテージは、辛口白ワインには絶好の条件で、赤ワインは2018年、2019年、2020年と比較するとクラシックなスタイルが特徴とのこと。まずは販売サイトをのぞいてみては。
特別販売サイト:https://terradawine.com/campaign/primeur2021
TERRADA WINE会員登録:https://terradawine.com/registration/input_email
ボルドープリムール2021オンラインセミナー
開催日:6月13日(月)19:15~21:00
会場:オンライン(Zoom)
配信URL:https://zoom.us/j/92738049807?pwd=SWp2M0dOaUFZSU8xSXB2ZlJoR2FIUT09
料金:無料
ボルドープリムール2021テイスティング
開催日:6月25日(土)
会場:TERRADA WINE STORAGE 天王洲 PREMIUM
所在地:東京都品川区東品川2-6-10
料金:無料
対象:TERRADA WINE会員
※応募要項は、6月15日(水)に会員限定のメールマガジンにて
(田原昌)
※感染症拡大防止の観点により、開催中止・一部内容が変更になる場合あり