<6月12日まで先行販売>松山・道後温泉のミシュラン宿でミシュランシェフの「究極のすき焼き」を堪能する

最高の宿で楽しむ、究極のすき焼き。

松山・道後温泉にある創業150年の老舗旅館「大和屋本店」は、レストラン「sio」の鳥羽周作シェフと共同製作した『究極のすき焼きコース』を6月13日(月)に提供開始する。それに先立ち、クラウドファンディング「うぶごえ」では、6月12日(日)まで同コースを先行販売中だ。

非日常を味わうミシュラン3つ星旅館

旅館「大和屋本店」は、明治元年に創業、令和元年に150周年を迎えた。

創業時は、和紙の原料である楮ミツマタの仲買を営んでいた。江戸時代は、道後温泉周辺で商いをすることが許されていなかったが、明治になると道後温泉周辺で商いをすることが解禁され、道後温泉本館北側に4部屋の木造旅館を構えた。

平成6年から2年間の休業を経て、平成8年に数寄屋造りや聚楽壁、能楽堂など日本の伝統建築にこだわった宿へと生まれ変わった。『ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版』では、3つ星旅館として掲載されている。

「大和屋本店」は、「風姿花伝」をテーマとした伝統的な旅館のもてなしに、ホテルの機能性とサービスを備え、宿泊客の旅行体験や非日常の時間をより良くする手伝いを生業としている。

ミシュラン×ミシュランのコラボレーション

ミシュラン3つ星旅館「大和屋本店」は、宿泊客にとっての特別な1日「ハレの日」という非日常を演出するべく、『ミシュランガイド東京』で3年連続1つ星を獲得したレストラン「sio」の鳥羽周作シェフとのコラボレーションを実現。

日本で古くから親しまれているハレの日の食事である「すき焼き」をアップデートし、旅行中に味わうことで、愛媛での忘れられない体験の1つを創出することにした。

鳥羽周作シェフの「すき焼き」への思い

このコラボでは、「すき焼きを楽しむ季節のおまかせコース」を提供。「前菜4品」「すき焼き」「食事」「素麺」「デザート」と全8品のコースにこめた思いを鳥羽シェフはこう語っている。

「『最高の宿に泊まった時の食事に何が出てきたら嬉しいか』を考えました」

「子供のころから旅行に行った時に食べた料理で一番嬉しかったのは決まって『すき焼き』だったという記憶があります。そんな子どものころからの原体験であるすき焼きを、料理人になった大人の僕自身が再定義したのが『すき焼きレストラン』です」

「ザ・老舗というイメージのある道後温泉の旅館で大和屋本店の『本質的で新しい価値を提供したい』という感覚が、僕らのすき焼きを再定義して『すき焼きレストラン』としてアップデートするチャレンジとマッチし、ご一緒すればイノベーションを起こせると思いました」

鳥羽周作シェフ

このコラボによる「すき焼きを楽しむ季節のおまかせコース」は、クラウドファンディング「うぶごえ」にて先行販売を開始したところ、3日で目標を達成するほどの反響があった。そんな「うぶごえ」での先行販売も、6月12日(日)で終了する。

非日常を堪能できる特別な空間で味わうハレの日の食事、そして温泉。コロナ禍でたまったストレスもじんわりと解消される旅となりそうだ。

大和屋本店旅館
所在地:愛媛県松山市道後湯之町20-8
公式サイト:https://www.yamatoyahonten.com/
「うぶごえ」プロジェクトページ:https://ubgoe.com/projects/176

(冨田格)