<日本橋三越にて6月8日~ロエベ展開催>プレスイベントで窪塚洋介さんが金継ぎに挑戦

世界最大の家具・インテリアの展示会・ミラノサローネに出展する「ロエベ」の作品が、6月8日(水)~6月14日(火)の期間、「日本橋三越 ロエベ店」で展示される。

同ブランドのコレクションの根源にある、“クラフトの再生する力”を体験する機会として、日本の伝統技巧の一つ「金継ぎ」から着想を得たプレスイベントが先日行われたので、その様子も併せて紹介しよう。

「ミラノ・サローネ2022」出展作品を先行展示

スペイン・マドリード発のラグジュアリーブランド「ロエベ」。今回日本橋で開催される“ロエベ展”では、ミラノ・サローネ2022にて出店される作品を世界先行で発表する。

リサイクル素材を使用したものや1点ものも登場

コレクションには、リサイクルされた新聞を編み込んだスクエアバスケットバッグや、スペイン・ガリシア地方にて数千年前より受け継がれてきた藁の編み技術に着想を得たバスケットバッグがある。

さらに、韓国の熟練した紙編み職人、ヤンソン・リー氏によるチスン(紙縄)の技法を用いた手編みのバスケットなど、伝統とサステナビリティが交錯するコレクションを紹介する。

会場では、天然繊維製品にレザーの革紐を用いて修復する技術を施した、すべて1点ものの作品も展示。

プレスイベントでは窪塚さんが金継ぎを体験

先日行われたプレスイベントでは、金継アーティスト・大脇京子さんが、FW22メンズコレクションの新作を纏った俳優の窪塚洋介さんをむかえ、金継ぎの一部工程を体験するデモンストレーションを行った。

金継ぎとは、陶磁器の破損した部分を漆や金属粉で修繕する、日本の伝統的な修復技法のひとつ。割れた継ぎ目に漆を塗り、その上に金をふりかけ、仕上がりまでの工程を楽しんだ。

クラフトを再生させながら使い続ける、ロエベが大切にするものづくりの精神を感じに行こう。

日本橋三越本店 ロエベ展
会場:日本橋三越本店 本館1階 ステージ
所在地:東京都中央区日本橋室町1丁目4−1
期間:6月8日(水)~6月14日(火)

ミラノ・サローネ 2022展示
期間:6月8日(水)~6月21日(火)
会場:日本橋三越本店 本館1階 中央ホール
ロエベ 公式サイト:https://www.loewe.com/jap/ja/home

(hachi)