1872年、新橋駅から横浜駅間に初めて鉄道が開通した。それから数えて今年は150年目の記念すべき年になる。

クラブツーリズムは、JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州の協力のもと、鉄道開業150年キャンペーン記念ツアー＜ひとり旅＞「JR6社で夢の日本縦断鉄道旅　レールに想いを馳せる10日間」の販売を開始した。

このツアーは1名での参加限定で7月18日（月）に出発、定員わずか8名という贅沢な旅。北海道稚内駅から鹿児島県・西大山駅まで、JR6社の列車を乗り継ぐ、9泊10日の鉄道旅行だ。

北海道から九州まで、16の列車に乗車する日本縦断の旅

同プランは、JRの日本最北端・北海道稚内駅から、日本最南端・鹿児島県西大山駅まで、JR6社の列車を次々と乗り継いで日本列島を縦断する、鉄道ファン垂涎の9鉄道旅行だ。

旅程後半の四国と九州では、JRが誇る観光列車が次々に登場。JR四国では人気の3つの「ものがたり」に乗車。JR九州では4つのD＆S列車に乗車し、旅のクライマックスを迎える。

途中の宿泊先は、旭川・函館・富山・岡山・高知・宇和島・松山・熊本・鹿児島の9都市。列車旅のほか、夜景観賞・朝市・市内観光・ご当地グルメ・温泉とバラエティに富んだ内容だ。

ツアーのおすすめ、JR四国とJR九州の観光列車

JR四国 「3つのものがたり号」に乗車

5日目は岡山から四国に入る。多度津駅から大歩危駅間は、日本のたたずまいをコンセプトにデザインした「四国まんなか千年ものがたり」に乗車する。

6日目は、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり号」で高知駅から窪川駅まで移動。土佐流のもてなしを受けながら、偉人たちの志に想いを馳せよう。

そして7日目は、今年の春にリニューアルした「伊予灘ものがたり」で八幡浜駅から松山駅へ。全8席のグリーン個室を貸切る贅沢な旅程だ。

JR九州 「4つのD&S列車」に乗車

D＆Sとは、「デザイン＆ストーリー」の略。観光列車に力を入れるJR九州の個性溢れるルックス・インテリア・ユニークな仕掛け満載の観光列車が次々に登場する。

8日目、福山から長崎まで新幹線で移動し九州へ。そこから博多駅へ九州の魅力満載の「36ぷらす3 “金の路”」で向かう。当列車での現行ルートは、9月19日（月）で運行終了となるため、貴重な乗車体験となるだろう。

9日目は、熊本駅から別府駅を「特急 あそぼーい」、別府駅から久留米駅を「特急 ゆふいんの森」で移動。ともに九州の観光列車の代表格だ。

そして、最終日の10日目。「特急　指宿のたまて箱号」で、鹿児島中央駅から指宿駅へ。仕掛けいっぱいの列車の車窓には錦江湾と桜島。雄大な風景が、10日間の旅のフィナーレを祝ってくれる。

昨今、ラグジュアリーなクルーズトレインが人気だが、当ツアーは鉄道ファンのために企画された特別な列車旅だ。

150年前に開通した日本の鉄道は、その後全国に路線を伸ばし大きな発展を遂げた。北海道から九州まで一人列車に揺られ、車窓からの風景を楽しみつつ、鉄道の歴史に思いを馳せる。そんな10日間を満喫したい。

ひとり旅  JR6社で夢の日本縦断鉄道旅　レールに想いを馳せる10日間
料金：790,000円（税込・別途要諸税）
ツアー詳細：https://tour.club-t.com/tour/detail?p_from=800000&p_course_no2=J3640&p_baitai=988&p_baitai_web=XX001&waad=ohO0S55E&utm_source=owned&utm_medium=pr&utm_campaign=99_owned_pr_10000&utm_content=10000

（高野晃彰）