自然豊かな海街で作られたワインを堪能したい。
現在、日本ワインを扱うオンラインショップ「wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP(ワシュ オフィシャルオンラインショップ)」にて、岩手県のワイナリー「THREE PEAKS(スリーピークス)」のワインやシードルを販売中だ。
三陸沿岸地域をワイン産地にするべく奮闘する、気鋭のワイナリー
岩手県大船渡市出身の代表・及川武弘氏が、2013年にリンゴ畑を借り、翌年2014年からブドウを植え始めたことからスタートした「スリーピークス」。
2018年には、東日本大震災後に新しく誕生した海沿いの復興商業エリア「キャッセン大船渡」内にワイナリーをオープン。
“美味しいものを丁寧に造る”という基本をベースに、三陸沿岸地域を新たなワイン産地にするべく、家族で奮闘を続ける気鋭のワイナリーだ。
生産者や地元関係者の想いが詰まったワイン&シードル
現在は自社畑のリンゴを使ったシードルのほか、自社農園・契約農家のブドウを使ったシャルドネやナイアガラなどのワインを手がけている「スリーピークス」。ワシュ オフィシャルオンラインショップでも、これらの果実を使ったお酒が販売されている。
早速、それぞれのアイテムの特徴を見ていきたい。
丁寧な作業から生まれたスッキリ味の辛口シードル
「りんご屋まち子」シリーズは、醸造家でもある及川氏の母で、リンゴの栽培を担当している“まち子さん”の名前から命名。東日本大震災後にリンゴ園を引き継ぎ、大切に育てながら美味しい果実を収穫している“まち子”の想いが実った、極上シードルだ。
傷みや軸を取るなどの丁寧な作業と、じっくりと低温で時間をかけた発酵、さらに澱引き・ろ過の後、瓶内二次発酵。リンゴの香りを残しながら、しっかりと酸味を感じられるスッキリとした辛口に仕上がっている。
ヴィンテージによって品種が変わる白ワイン
「REGALO(レガーロ)」は、その年おすすめのブドウを選んで仕込むシリーズ。ヴィンテージごとにブドウの品種が変わるのが特長だ。2021年は、岩手県大迫(おおはさま)の契約農家で生産したナイアガラを使用。
味わいは、柑橘系の甘く爽やかな香りとほどよい酸味があり、バランスの良い仕上がりだ。
ラベルには、及川氏の3人の子どもたちが「REGALO(スペイン語で贈り物の意)」を運んでくる様がイラストで描かれている。
地元漁師とのコラボレーションで生まれたシードル
地元漁師とのコラボレーションにより生まれた「崎浜ヤンキーシードル」シリーズ。
「崎浜ヤンキー」は、昔ながらの漁師町、大船渡市崎浜地区の男気あふれる若手漁師が地区の活性化を目的に をスタートさせたブランドだ。スリーピークスはこのブランド活動の一環として、ウニの殻をリンゴ園の肥料として使用し、その木で採れたリンゴをオリジナルシードルに仕上げた。
日本の風土で生まれた果実で作るシードル&ワイン。お酒好きなら、一度は味わってみて損はない。
スリーピークス特集ページ:https://wa-syu.com/blogs/feature/new_arrivals_threepeaks
(IKKI)
※価格は全て税込