セイコーが、銀座四丁目の時計塔で知られる“和光本館”の名称を、グループのブランド発信の拠点とする「SEIKO HOUSE GINZA(セイコーハウス銀座)」に改称。6月8日(水)よりオープニングイベントを開催し、時計塔90周年の節目であり、「時の記念日」の6月10日(金)より運用を開始する。
全館、セイコーの次の10年を見据えたブランド発信拠点へ
和光本館1・2階にある「グランドセイコーブティックフラッグシップ 和光」は、6月10日(金)のSEIKO HOUSE GINZAオープンを機に、「グランドセイコーフラッグシップブティック 銀座」として新たにオープン。グランドセイコーの世界を存分に楽しめる旗艦店として豊富なラインナップを揃えるほか、1960年に発売された初代グランドセイコーをはじめとする重要なヒストリカルモデルが並ぶライブラリーを備える。
装いを新たにした屋上「セイコー スカイガーデン」は、地球に優しい素材を使用したウッドデッキや植栽などを配置し、時計塔の鐘の音を聞きながら銀座の中心を体験できるもてなしの場になる。ここではこども向けの日時計ワークショップなど、セイコーならではの次世代育成イベントも計画している。
同じく改装した5階「ゲストラウンジ」は、竣工当時の社長室・会議室など、歴史的な空間を生かしながらデジタル発信の環境を整備。特別な応接やプレゼンテーションに活用する。
6階の「和光ホール」を改称した「セイコーハウス銀座ホール」は、従来和光が行ってきた美術催事などに加え、グループ事業全般に関連する展示やアーティストとの共創など、さらに広く世界に向けてさまざまな発信を行っていく。
7階の「アトリエ銀座」には、セイコーホールディングスグループの匠の技をアピールするアトリエを12月に開設予定。創業者の信条を引き継ぎ、比類なき時計作りを目指す場となる。
さらに、地下1階から4階までの和光の店舗は、これまで通り営業を継続。和光ならではのおもてなしに一層の磨きをかけ、引き続き利用者に愛される場であり続ける。
オープニングイベント「Seiko Harmony」を楽しもう!
6月10日(金)から6月19日(日)まで、同施設ではオープニングイベント「Seiko Harmony」を開催する。セイコーが次の時代につないでいきたい「匠の技」にまつわる12の音を採集し、それをもとに音楽家の江﨑文武氏が1つの曲「Seiko Harmony」を作曲。それぞれの音とそれにまつわる品を展示する音のインスタレーションをはじめ、期間中は時計塔の鐘の音もSeiko Harmonyスペシャルバージョンに変更する。
「Seiko Harmony」スペシャルバージョンの特別な鐘の音は、6月8日(水)から6月19日(日)の8時から24時の毎正時、銀座の街を行きかう人々に向けて優しく寄り添うような音色を奏でる。
また、6月8日(水)から6月12日(日)19時から22時まで、建物をSEIKO HOUSE GINZAのシンボルカラーである青色にライトアップ。時計塔正面や建物上部の窓が青く照らされるほか、時計塔の先端からは青い一筋の「時の光」が空へと伸び、SEIKO HOUSE GINZAのオープンを華やかに彩る。
さらに6月8日(水)から6月19日(日)の8時から22時まで、1階ウインドウディスプレイでは、SEIKO HOUSE GINZAのシンボルカラーであるブルーでデザインされた巨大なレコードが回転する。
さらに、6階「セイコーハウス銀座ホール」では、6月10日(金)から6月19日(日)まで、音のインスタレーション「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」の特別展示も開催する。
銀座四丁目を象徴する建物が、セイコーホールディングスグループの新たな発信拠点となり、さらに持続可能な社会への貢献活動を行う場となるSEIKO HOUSE GINZA。大人が集う、楽しむ場所として、新たなステージへの進化をオープニングイベントで確かめたい。
SEIKO HOUSE GINZA オープニングイベント「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」
会場:セイコーハウス銀座ホール
所在地:東京都中央区銀座4丁目5-11 セイコーハウス銀座6階
会期:2022年6月10日(金)~6月19日(日)
10:30~19:00(最終日は17:00)※最終受付は30分前まで
入場料:無料(事前予約優先)
事前予約:https://seiko-harmony.zaiko.io/e/event
※イベント内容は事前の予告なく変更となる場合あり
※オープニングイベントのイルミネーションは最終日のみ19時まで
※写真はイメージ
(MK)