ラグジュアリー住宅メディアが個人邸のインテリアをスタイリングするサービスを始動

理想のインテリアスタイリングが実現できるサービスの登場だ。

70年以上の歴史をもつラグジュアリー住宅誌『MODERNLIVING(モダンリビング)』が、個人邸のインテリアやスタイリングを手掛ける事業「ML STYLING(エム エル スタイリング)」を本格始動、専用ウェブサイトをグランドオープンした。

スタイリング事例 「I邸」(東京) 撮影/下村康典

『MODERNLIVING』による個人邸インテリアスタイリングサービス

同住宅誌は創刊以来、時代とともに変わる住居の在り方や暮らしの彩りとなる質の高いインテリアや建築等の特集を発信してきた。

個人邸における取材では、編集部スタッフ自らが家具やアート、照明、植栽などをコーディネートして撮影することも多くあり、編集者の審美眼に基づくスタイリングは読者の高い評価を集めている。

そのため、読者から個別にインテリアの相談を受けることもあり、編集部がリクエストに応じてスタイリングを行うことも多かったそう。

こうして着実な実績を築き、対応範囲を広げる形で2017年には個人住宅向け観葉植物レンタルサービス「LOVE GREEN(ラブグリーン)」を開始した*。

また、2018年6月に立ち上げたインテリアのプロフェッショナル向け会員制サロン「MLクラブ」では、現在250名を超える会員が集まっており、志を同じくしたインテリア・コーディネーターのバックアップ体制のもと、今回の、個人邸インテリアスタイリング事業を実施することになったという。

ラグジュアリーで快適な住まいをオーダーメイドで提案

新事業「ML STYLING」は、『MODERNLIVING』のスタッフと同住宅誌が認定する一流のインテリア・コーディネーターがチームを組み、インテリアスタイリングを提案する。

「N邸」(福岡) 設計/BAS建築設計 撮影/下村康典 ※スタイリングビジネスで手掛けた事例の一部

新築・リノベーションは問わず、戸建て・マンションなどの個人邸宅が主な対象。『MODERNLIVING』責任監修のもと、依頼主の希望に寄り添う、ラグジュアリーで快適な住まいをオーダーメイドで提案してくれる。

プランの提案から納品までの流れ

サービスの流れは、まずは担当スタッフによるヒアリングを行う。リモートも可能だ。その後、スタッフが同行するショールームでリサーチ。

「港北インター住宅公園 トヨタホーム」(神奈川) 撮影/林 雅之 ※スタイリングビジネスで手掛けた事例の一部

次にスタイリングプランの提案、コストやスタイリングの調整を行い、支払い&家具の発注、スタッフ立ち合いのもと納品となる。

スタイリングフィーは、購入アイテム総額の10~15%が目安。期間はヒアリングから納品まで、通常8~10か月程度。海外ブランドの家具の輸入は、6か月以上納期がかかる場合もある。メインの家具は新規購入、買い替えを基本としており、家具の最低購入金額は300万円。建物の設計はしない。

専門家の見立てのもと、ラグジュアリーで快適な暮らしを手に入れてみたい。

ML STYLING:https://mlstyling.modernliving.jp

(suzuki)

*「LOVE GREEN」は『MODERNLIVING』と日植ガーデン、南翠園との共同事業。