アートクルーズも楽しめる!現代美術に特化した「ART OSAKA2022」開催

クルーズも楽しめる、アートな大阪を楽しもう。

7月6日(水)〜7月11日(月)の6日間、大阪市中央公会堂とクリエイティブセンター大阪の2会場で、現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2022」を開催する。

入場チケットは、6月1日(水)10時から、ART PASSにて販売を開始。2会場共通チケットは2,500円、Expanded単体チケットは1,000円となっている。

大西康明《石と柵》銅箔、鉄 402x600x600cm 2022 大西康明x福田金属箔粉工業株式会社 KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション制作作品 Courtesy of ARTCOURT Gallery

2つの会場で楽しむ現代アート

記念すべき20回目を迎える本フェアは、個々に出展するブース形式の「Galleries(ギャラリーズ)」セクションに加え、複数のギャラリーが1つの広大な空間を共有し、インスタレーションなどをダイナミックに展開する「Expanded(エクスパンディット)」セクションを別会場で新設する。

佐藤香菜 《ハシバミの木》キャンバス、油彩、刺繍 130.3×162cm 2015 courtesy of GALLERY IDF

新会場のセクション「Expanded」がアートの概念を広げる

新設した「Expanded」セクションの会場は、アーティストのアトリエなどが集まる、北加賀屋エリアにあるクリエイティブセンター大阪。

かつて造船所として稼働した広大な敷地を活かし、日本初となる大型作品、インスタレーション等に特化したフェア開催を試みる。物理的なサイズだけでなく、メディアの垣根を越えたもの、パフォーマンス作品など、多くの人がイメージする“アート”から一歩踏み出した作品群と出会える。

前谷開 《Scape》 ビデオ 11分24秒 2022 Courtesy of FINCH ARTS

ブース形式の会場、セクション「Galleries」

大阪市中央公会堂に設置するブース形式の会場は「Galleries」セクション。

総勢54軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選び抜いた作品を展示・販売する。大阪を代表する近代建築の華麗な空間と、いまを生きる現代美術作品との融合を体感しよう。

ステファニー・クエール《Mouse III》 粘土 21×15×8 cm 2021 Courtesy of Gallery 38

大阪の水とアートの旅「ART OSAKAオリジナルアートクルーズ」

大阪は古くから川を活用し、舟運と共に発展してきた水の都。会期中の3日間、市内を流れるシンボリックな水の回廊を楽しみながら2会場を結ぶアートクルーズを運行する。

歴史や建造物の紹介のほか、アート解説を加えた同フェアオリジナルの「水の旅」を楽しもう。

アートクルーズ 運行提供:一本松海運株式会社

大切な人と一緒に、アートな週末を送ってみては。

ART OSAKA 2022
「Expanded」
開催日時:7月6日(水)~11日(月)
会場:クリエイティブセンター大阪
所在地:大阪府大阪市住之江区北加賀屋4丁目1番55号

「Galleries」
開催日時:7月8日(金)~10日(日)※8日はプレビュー
会場:大阪市中央公会堂 3階
所在地:大阪府大阪市北区中之島1丁目1番27号

アートクルーズ
運行期間:7月8日(金)〜7月10日(日)
乗船料:クルーズのみ 3,000円 ※入場チケット付き 5,000円
チケット:https://art-ap.passes.jp/user/e/artosaka2022-ship

公式ウェブサイト:https://www.artosaka.jp
チケット:https://www.artosaka.jp/2022/jp/ticket/

(田原昌)

※表示価格は全て税込
* すべての作品画像は参考画像。出展作品と異なる場合あり