著名写真家による傑作をまとめたキヤノンの写真集シリーズ|第3弾に中西敏貴氏が登場

自然の織り成す圧倒的な壮大さと、その力強さを写真から感じたい。

キヤノンマーケティングジャパンが、著名写真家による写真集シリーズ「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLCTION(フォトグラファーズ エターナル コレクション)」の第3弾として、写真家・中西敏貴氏による写真集「IT MAY BE ALL AN ILLUSION」を販売中だ。

写真家の作品群をキヤノンが印刷。立体感のある写真集を制作

「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」は、キヤノンが著名写真家による作品群を再構成・デザインした写真集シリーズだ。2022年にスタートした同シリーズからは、これまで、ルーク・オザワ氏や福田幸広氏が登場。そして今回は、中西敏貴氏の写真集が刊行される。

印刷・製本は、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用。広い色再現や精細な解像感、暗部の諧調表現による立体感を追求した。

 北海道で人と自然の関わりを写し出す中西敏貴氏

中西氏は、1989年頃から北海道へと通い続け、2012年に撮影拠点である美瑛町へ移住。そこに住まう者としての視点を重視し、農の風景とそこに暮らす人々をモチーフに作品制作を行ってきた。現在は大雪山とその麓に広がる原生林にも意識を広げ、人と自然との関わりを写真によって描き出す作業を続けている。

「絶え間なく流れ続けている時間、そして変化し続けている自然。その中に身を置き、奇跡的な瞬間を肌で感じながら切り撮った「劇的な瞬間」は、二度と目の前に現れることはない、幻想にも思える光景だ。」(作者メッセージより)

中西氏はこの写真集で、あえて“劇的な瞬間”ばかりを集めた。収録している写真のほとんどは、同氏が頭の中で思い描いた理想を具現化するため、条件の揃うタイミングにその場所を訪れ、狙って撮影したものだという。

「自然相手に思い通りにならないことや条件が揃うまで数年待つこともあったが、長年、自然の中を駆けずりまわり、幻のような瞬間を撮り続けてきた。」とも同氏は語る。

写真集ではページをめくるごとに、厳しくも神々しい世界に誘われ、自然の新たな側面を発見できるに違いない。

PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.03 中西敏貴 “IT MAY BE ALL AN ILLUSION”
判型:240mmスクエア、80ページ、ラスター、化粧箱入り
特典:写真家の直筆サイン入りオリジナルプリント240mmスクエア1枚付き
価格:29,150円(税・送料込) ※受注生産
部数:500部限定
販売:キヤノンオンラインショップ(https://store.canon.jp/online/
詳細:https://cweb.canon.jp/photographers-e-collection/

(IKKI)