沖縄でのリゾートステイで楽しめる、とっておきのグルメがある。

「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」と「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」で味わえる、コルシカ島の風を感じる沖縄食材のキュイジーヌ。そして「ヒルトン沖縄北谷リゾート」で提供している、沖縄伝統の朝食ビュッフェ。それぞれの魅力を紹介しよう。

ザ・テラスホテルズの2つのホテルで楽しめるコース

ザ・テラスホテルズの2つのリゾートホテル、「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」と「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」では、今春からフランス領コルシカ島のリゾートホテル「グランドホテル・ド・カラロッサ」の5スターシェフ、パスカル・カイヨー氏が料理監修した新メニューの提供を開始した。

フランス領コルシカ島は地中海に浮かぶ風光明媚な島。観光地としても知られるほか、歴史的にも特異な文化を築き上げてきた場所であり、同じ島嶼県である沖縄とはどこか共通する風土や文化を持った島でもある。

同地とザ・テラスホテルズは「日仏交流150周年」記念イベントをきっかけに交流が始まった。また、どちらのホテルも自家菜園を持ち、地元食材を使った料理を作っている。

5つ星ホテルシェフが料理監修を務めた8皿

パスカルシェフによる新メニュー「Delicious Journey to Corsica～美食の旅 コルシカの風を感じながら～」は、2つのホテルの「ファインダイニング」にて9月30日（金）まで販売。1人22,000円（税込・サービス料別）となっている。

メニューはまず「歓迎の一皿」から。「海老ポワレ ポレンタのキャラメリゼ添え」「卵とホワイトアスパラのヴェルーテ セップ茸とヘーゼルナッツオイル添え」「近海鮮魚のポワレ ペッパー風味ナスタチュームのムース 自家菜園のハーブサラダ」と続く。

メインは「やんばる島豚あぐーのロースト 野菜の軽い煮込み」。デザートは「アヴァンデセール（*1）」「タンカン風味のチョコレートムース」「プティフール（*2）」、そしてコーヒーまたは紅茶が提供される。

ヒルトン沖縄北谷リゾート・統括料理長が手掛けた朝食ブッフェ

那覇空港から車で約40分、「ヒルトン沖縄北谷リゾート」3階にあるビュッフェレストラン「スリユン」では、和・洋・琉をテーマとした60種類以上の朝食メニューをビュッフェスタイルで楽しめる。

琉球料理伝承人に認証された統括料理長がアレンジ

「琉球料理伝承人」に認証された統括料理長の留目則夫（とどめのりお）氏は、沖縄の食材を中心とした朝食メニューに作り替えた。

琉球料理伝承人とは、県が認証している資格の名称。歴史的・地理的背景、行事食の由来、器などに至る総合的な理解を深め、調理法や味を受け継ぐための知識及び技術を習得し、次世代への継承及び観光資源としての活用に資するさまざまな取り組みを行う。

「ゴーヤーチャンプルー」や「イナムドゥチ」（沖縄風の具だくさん味噌汁）などの沖縄の伝統的な料理をはじめ、地元食材を現代風にアレンジした「紅芋パンケーキ」や「ポークたまご風オムレツ」など、連泊しても飽きることのない豊富なセレクションが楽しめる。

朝食ビュッフェは1人3,600円（税金およびサービス料込）。これからの季節には優しい潮風が感じられる外のテラス席が心地よく、東シナ海の絶景を見ながら優雅な朝食が堪能できる。

沖縄ならではの美食を楽しみながら、優雅な時間を過ごそう。

ジ・アッタテラス クラブタワーズ
所在地：沖縄県国頭郡恩納村安富祖1079
URL：https://www.terrace.co.jp/clubtowers/

ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ
所在地：沖縄県中頭郡読谷村宇座630-1
URL：https://www.terrace.co.jp/uza/

ヒルトン沖縄北谷リゾート
所在地：沖縄県中頭郡北谷町美浜40-1
朝食ビュッフェ予約：https://chatan.hiltonjapan.co.jp/restaurants/breakfast

（田原昌）

*1 前菜として出されるデザートのこと。
*2 一口大の小さなお菓子のこと。