男が人生の新たなステージに踏み出す時は、インテリアも一新して生活スタイルを確立したい。
「ポルトローナ・フラウ東京青山」にて5月12日(木)より、イタリアを代表する家具ブランド「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」の新作モデルの展示販売が始まった。
今年110周年を迎えた「ポルトローナ・フラウ」
1912年にイタリアのトリノで創業したポルトローナ・フラウ社。1926年にイタリア王室に御用達の指名を受け、それ以来、ステイタスシンボルとしての地位を確立している。
新作モデルが一斉に入荷し、装いも新たにリニューアルした「ポルトローナ・フラウ東京青山」。同店では、100年を超えて受け継がれる卓越したアルティジャーノの技に裏付けられた家具を目で見て、確かめることができる。
革にこだわる「ポルトローナ・フラウ」の“家具芸術”
同ブランドの象徴的素材である独特な柔らかさを持つ最高級の革「ペレ・フラウ」は、厳選された上質な仔牛の皮を丁寧に加工し、厳格な品質管理を経て生まれる。やわらかく肌に馴染むこの革は、曲線を表現するのに最適だという。
この革があってこそ、ポルトローナ・フラウ社の“家具芸術”なのだ。
男にとって、転居や自室をリノベーションすることは、人生の階段をまた一歩登る瞬間だ。そんな男たちの新たなステージをラグジュアリーに演出するために、「ポルトローナ・フラウ」の家具芸術を検討材料に加える価値は十分にある。
「ポルトローナ・フラウ」の新作の一部を、デザイナーとともに紹介しよう。
フランス人デザイナーのジャン・マリー・マッソー氏
1966年にフランス・トゥールーズで生まれたジャン・マリー・マッソー氏。本質的なものを追求するアプローチをとりながら、その関心の中心にあるのは「個人」。感覚、魅惑、生きた感情を探究する作風を特徴とする。
In the Mood(イン・ザ・ムード)
「イン・ザ・ムード」は、ジャン・マリー・マッソー氏がポルトローナ・フラウのためにデザインしたモジュールソファ。シャープな横のラインと広々とした座面が印象的。
上海を拠点としグローバルに活動するネリ&フー
リンドン・ネリとロッサーナ・フーによる「ネリ&フー」。上海に本社を構え、ロンドンにも国外オフィスを開設。スタジオ「ネリ&フー」を創設し、建築、インテリア、マスタープランニング、グラフィック、商品企画等のサービスを国際的に提供している。
Mi(ミー)
ネリ&フーがデザインを手掛けたリビング収納「ミー」は、光や透明度や影を巧みに利用し、中の物を見せたり隠したりする。外面の上張りのレザー、天板の大理石、本体を縁取る金属フレームが調和したデザインだ。
イタリア人デザイナーのジンフランコ・フラッティーニ氏
1926年イタリア・パドヴァで生まれのジャンフランコ・フラッティーニ氏。主にインテリア・デザインと工業デザインを手がけ、精力的に展示会やショーに参加するとともに多くの賞を受賞した。
Kyoto (キョウト)
黒檀細工職人のピエールルイージ・ギアンダと京都の工房を訪問した際、学んだ細工の技術と美学に触発されて考案。70年代の京都の名前を冠した嵌め込み細工のテーブルをリメイクした「Kyoto」の、ブラックカラー・ラッカー仕上げバージョン。
新たなステージを祝福するかのようなラグジュアリーな家具は、男に自信すら与えてくれそうだ。
ポルトローナ・フラウ東京青山
所在地:東京都港区南青山5丁目2番地13号
定休日:水曜 ※祝日は営業
公式サイト:https://www.idc-otsuka.jp/poltrona-frau-tokyo-aoyama/
(冨田格)
※価格はすべて税込