キャンプ気分が高まる、実用性にこだわった「MAAGZ(マーグズ)」の焚火台&シェラカップ

ソロキャンプや仲間とワイワイ楽しむキャンプにも。機能性の高いアイテムで盛り上がろう。

アート・WEB・建築・映像など様々な分野の作り手が集まり、キャンプギアの企画から製造・販売まで一貫して行う、東京・八王子発のアウトドアブランド「MAAGZ(マーグズ)」。この夏活躍しそうな同ブランドの新商品を紹介しよう。

アウトドア雑誌とコラボした焚火台「JIKABIDAI / 直火台」

狩猟やサバイバル、ブッシュクラフトなど、「自然と人の本質的な関わり方」を発信するアウトドア雑誌「Fielder(フィールダー)」と同ブランドがタッグを組み、つくりあげたフィールドギア、その名も「JIKABIDAI / 直火台」。

屈強かつ広大な火床を展開するフレーム構造により、大型の倒木をレイアウトに使う「ロングファイヤー型」を再現可能、安定した燃焼を長時間維持できる。

この型は、最小限の荷物を持ち山に入る「山ヤ」や「釣り師」が好んで使うスタイル。数ある薪の組み方の中でも非常にシンプルで、実用性において最高峰とも呼ばれている。

耐荷重は30kg。火床が横方向に広くフラットになるため、調理の自由度が高いのも特徴だ。

価格:25,300円(直火台本体)

直火台を設計するうえで重要な課題が、「広い火床」「携行性」「組み立てやすさ」の3点。幾度とない試作を経て、4ステップで広大な火床スペースを展開可能なフレーム構造を実現した。収納時のサイズは薪一本ほどの大きさ。

腐食に強いステンレス素材を採用し、ヘビーユースが可能。倉敷帆布と本革、真鍮パーツを素材に使った収納袋のエイジングも楽しもう。

畑漆器店が手がける天然木のシェラカップ「モクシェラ / 山桜」

野生種の山桜(やまざくら)を素材に使った木製シェラカップ「モクシェラ / 山桜」は、「轆轤(ろくろ)挽き」と呼ばれる、日本古来の伝統技法によってひとつずつ丁寧につくられている。

写真左から、シェラ型とお椀型

450年の歴史を持つ轆轤(ろくろ)挽きの技術

モクシェラを作るのは石川県・山中温泉地区に拠点をかまえる畑漆器店。日本の伝統技術を継承する、由緒ある工房だ。円盤状に成形した木の塊を、木地師と呼ばれる職人が手と目の感覚で器の形に削り出していく。

やや赤い色味と、滑らかな曲線を描く木目。同じものがひとつとしてないその表情は、木が生きてきた証であり、天然木ならではの魅力といえる。

素材に使う山桜は岩手県産。寒い冬を幾度も超え、ゆっくり時間をかけ成長してきたこの木は、目の詰まったしっかりとした樹質を持っているのが特徴。

器の表面は手に吸い付くようなしっとりとした感触。木地の厚さをはじめ、側面の形状や器の高さなど、試作を繰り返し心地の良い形を追求した。

外せる持ち手 1,320円

重ねて収納する際や器を洗う時のことを考え、持ち手は取り外すことができる。「線材」と呼ばれる細い金属素材を精密に曲げて作られたこの部分は、カチオン塗装と呼ばれる表面処理を施すことで、優れた耐食性と防錆性を持つ。

シェラカップ型(220ml)お椀型(280ml)各5,390円

カラーバリエーションはクリア塗装のプレーンも含め、全5色。ウレタン塗装なのでお手入れの手間がかからず、気兼ねなく普段使いできる。

アウトドアはもちろん、大切な人への贈り物にもちょうどいいアイテムも一緒に押さえておきたい。

MAAGZ ONLINE STORE:https://store.maagz.jp/

(hachi)

※ 表示価格は全て税込