四方を山で囲まれ、豊富で良質な水源をもつ山形で、日本酒と温泉を楽しみ尽くす旅の提案。

伝統を重んじながらも新しいことに挑戦する、鶴岡市の老舗旅館「湯野浜温泉 亀や」に、楯の川酒造のコンセプトルームがオープンした。部屋に備え付けの浴室では自慢の源泉かけ流しの温泉を楽しめ、季節を通して楯の川酒造の日本酒が堪能できる。

「湯野浜温泉 亀や」趣向が異なる2つのコンセプトルーム

創業文化10年の「湯野浜温泉 亀や」は、豊富な湯量が自慢で、大浴場はもちろん、温泉付きのお部屋もすべて加水や加温をしない源泉掛け流し。

山海の恵み豊かな庄内地方の素材を存分に活かした料理、そして客室から望む海・沈む夕陽の美しさも魅力だ。

そんな「湯野浜温泉 亀や」では、大規模な客室リニューアルを実施。今回オープンした楯の川酒造のコンセプトルームは「光」をテーマとして根岸正典計画工房にデザインを依頼し、趣向の異なる2種類の部屋が完成した。

部屋の名前は、楯の川酒造のフラッグシップでもある日本酒「光明」の一文字ずつをあしらい、ガラスが特徴の814号室を「HIKARI（ひかり）」、木の格子が特徴の815号室を「AKARI（あかり）」とした。

温泉付き楯野川コンセプトルーム「ひかり」（814号室）

温泉付き楯野川コンセプトルーム「あかり」（815号室）

夕食は仏蘭西懐石と楯野川に舌鼓

夕食は、龍宮殿ダイニングにて伝統的な日本料理とフランス料理の技術に最先端のエッセンスを加えた「仏蘭西懐石」と「楯野川」とのペアリングを堪能。

夕食時だけでなく、到着後から楯野川の日本酒を部屋で味わうことができ、常時10種類以上の日本酒やリキュールなどから選んで飲むことができる。

新作や季節のお酒などは、滞在のタイミングにより選べるお酒の種類が異なり、飲み比べセットの用意も予定しており、その時々にぴったりな「楯野川」の数々を味わえる。

蔵と同じ環境を保つ日本酒クーラーを導入

楯の川酒造では、高精白日本酒（精米歩合20％以下の日本酒）を多数展開しており、非常に繊細なこれらの日本酒を最高の状態で味わってもらいたいという思いがあった。

そこで今回のコンセプトルームで提供する商品は、蔵と同じ環境（ー5℃）を保つ事の出来る日本酒クーラー「SAKE CABINET」を亀やに導入。日本酒の酒質の変化を防止し、フレッシュさを維持した「楯野川」を味わうことができるのも魅力の一つ。

心と体を満たす旅の候補地として申し分なしだ。

湯野浜温泉 亀や
所在地：山形県鶴岡市湯野浜1-5-50
コンセプトルーム宿泊料金（平日）：1部屋2名利用の場合 一人あたり 26,400円〜
WEBサイト：https://www.kameya-net.com/

（hachi）

※1泊2食付き・税込・入湯税別
※日本酒等の酒類は、別料金