映画監督スパイク・リーや、宮内庁にも製作実績を持つ靴職人・三澤則行さんが、イサム・ノグチの設計で知られる札幌モエレ沼公園にて、個展「靴のカタチ(The Contours of Shoes)」を開催する。アートと靴が融合した独創的な作品の数々は必見だ。
写真:足の巣(2020年)
三澤則行・国際コンクール優勝作品に加え新作も展示
本展には、今年2月に国際コンクール「GLOBAL FOOTWEAR AWARDS」で総合優勝した作品「足の巣」のほか、モエレ沼公園の設計者でもある、イサム・ノグチの作品からインスパイアされた本展のための新作3点も展示予定とのこと。
職人としてアーティストとして注目を集める三澤則行氏
2010年「International Efficiency Contest of Shoemakers (ドイツ国際靴職人技能コンテスト)」、金メダル、名誉賞の両賞受賞、2015年「第33回 日本革工芸展・文部科学大臣賞」受賞のほか多数の受賞歴を持つ。
また、2017年には、フランス・カンヌ国際映画祭で展示会開催し、2018〜22年には、伊勢神宮「親謁の儀」など、宮内庁に納品を行い、2020年に天皇皇后両陛下より「御紋付銀手釦」を賜るなど、職人としてアーティストとして、国内外から注目を集める存在だ。
「道具としての靴」ではない、新たな「靴の芸術」の世界を堪能してみては。
三澤則行個展〜「靴のカタチ(The Contours of Shoes)」〜
会期:5月26日(木)〜29日(日)
時間:11:00 ~ 19:00 ※最終日のみ〜17:00
場所:モエレ沼公園 ガラスのピラミッド アトリウム1&2、スペース2
所在地:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
URL:https://moerenumapark.jp/20220526/
(suzuki)