世界一流のホテルやレストラン、スパの格付けを行う米国の『フォーブス・トラベルガイド』2022年度版において、最高評価である「5つ星」を獲得した国内のホテルを紹介しよう。
8年連続で「5つ星」を獲得「マンダリン オリエンタル 東京」
日本で唯一、8年連続で「ホテル」「スパ」両部門にて最高評価「5つ星」を獲得しているのが「マンダリン オリエンタル 東京」だ。
マンダリン オリエンタル日本初のホテルとして、2005年12月、東京・日本橋に開業。38階建の日本橋三井タワー高層階に位置し、すべてのゲストルームから東京を眼下に見渡す眺望が楽しめる。
館内デザインには「森と水=日本の自然」をモチーフに和の趣を取り入れ、スタイリッシュな中にも安らぎに満ちたラグジュアリーな空間を作り出している。
マンダリン オリエンタル 東京
所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1
URL:https://mandarinoriental.co.jp/tokyo
5年連続5つ星に輝く「ザ・リッツ・カールトン京都」
「ザ・リッツ・カールトン京都」は、鴨川のほとり、東山三十六峰を一望するロケーションに位置する一流ホテル。祇園や河原町、先斗町など繁華街に近く、観光やビジネスにも便利な立地が魅力だ。
古都・京都に構えるホテルだけに、施設の外観・内観にも強いこだわりがある。外観は、日本の伝統と現代的な欧米様式の融合を図りながら、歴史ある周辺環境にも調和するようデザイン。館内随所には、平安時代の都の造営の概念「四神相応」の思想に基づいて造園された日本庭園を配している。
総客室数は134室。客室平均面積は50平米と京都市内最高水準の広さ。その他、レストランやバー、宴会場なども充実。特に、館内の「ザ・リッツ・カールトン スパ」はフォーブス・トラベルガイドのスパ部門で4つ星を獲得するなど、そのホスピタリティに定評がある。
一度は利用したい、憧れの5つ星ホテルとスパと言えるだろう。
ザ・リッツ・カールトン京都
所在地:京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔
公式サイト:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/kyoto
2年連続で9つの星を受賞「ホテルニューオータニ(東京)」
ホテルニューオータニ(東京)からは、ホテル・イン・ホテルの「エグゼクティブハウス 禅」が3年連続で5つ星を、本館「ザ・メイン」が2年連続で4つ星を受賞し、ホテルとしては国内唯一の9つの星を2年連続で受賞した。
“ZEN”の精神を体現する『エグゼクティブハウス 禅』は、ホテル本館の11・12階に位置し、今や世界中の実業家も取り入れる“ZEN”の精神=過去や未来にとらわれない「今」を大切にする禅の教えをコンセプトにしている。
2年連続の9つ星受賞を記念して、7月15日(金)までの期間限定プランを1日限定10室で販売中。本館「ザ・メイン」にあるヒノキ風呂付「新江戸ルーム」での滞在など、都心で温泉旅行気分を味わってみては。
ホテルニューオータニ(東京)
所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1
URL:https://www.newotani.co.jp/tokyo/
スパも4つ星を受賞した「ザ・リッツ・カールトン東京」
ザ・リッツ・カールトン東京は、エンターテイメントやカルチャースポットに囲まれる六本木に位置し、7つの極上レストラン、クラブレベルの宿泊施設、健康&ウェルネス施設専用のフロアなど、ワンランク上のラグジュアリーな時間が過ごせるホテルだ。
前年に続き2022年も最高評価である5つ星を獲得。ザ・リッツ・カールトン スパ 東京も「スパ部門」にて4つ星を獲得した。
ザ・リッツ・カールトン東京
所在地:東京都港区赤坂9-7-1東京ミッドタウン
URL:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/tokyo
旅館で5つ星を2年連続で獲得した「高輪 花香路」
「高輪 花香路(はなこうろ)」は、東京・品川駅から徒歩5分、約2万平方メートルの日本庭園を望む、静寂な空間に位置する高級旅館。
施設内には、風情を感じる専用エントランス、宿泊者専用ラウンジやスパ、そして16室の和室が備わっている。日本庭園内に建つステーキハウス「鉄板焼き しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂」も人気だ。
同旅館も、前年に続き2度目の5つ星を獲得。なお、同エリアにあるホテル「ザ・プリンス さくらタワー東京」も、4年連続で4つ星を獲得している。記念日や東京への出張、旅行を控えている人はチェックしてほしい。
高輪 花香路
所在地:東京都港区高輪3-13-1 グランドプリンスホテル高輪内
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/hanakohro/
隈研吾氏もデザインに携わった「ザ・キャピトルホテル 東急」
東京・永田町に位置する「ザ・キャピトルホテル 東急」。地下鉄駅連絡口から建物の中に入り、3階まで進むと、建築家・隈研吾氏によりデザインされたエントランス・ロビー「斗栱(ときょう)」が広がる。
ボリュームのある白木の庇と、打ち水を思わせるエントランスまで廻りこむ池の水が、日本の“お出迎え”の姿を表現。さらにレセプションでは、水墨抽象絵画の第一人者・篠田桃紅氏の作品「無題」「豊」がゲストを迎える。
客室数は14室のスイートを含む全251室で、すべてが44.8平方メートル以上のゆとりある広さ。日本の伝統的な建築様式を取り入れ、障子や襖をしつらえた和モダンな空間が和らぎの時間を演出する。窓からは、国会議事堂をはじめとする東京の街並みを見渡すこともできる。
利便性や施設だけでなく、ホスピタリティにおいても評価の高い同ホテル。2年連続で5つ星を獲得した“質”を確かめてほしい。
ザ・キャピトルホテル 東急
所在地:東京都千代田区永田町2-10-3
公式サイト:https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」で都会の景観を満喫
日本の伝統と外国文化が交じり合う街、東京・紀尾井町。 この東京で最も品格が漂うといっても過言ではない場所にあるのが「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」だ。同じく2年連続で最高ランクの5つ星を獲得している。
客室は大きく分けて「スイート」「グランドデラックス」「クラブフロア」「デラックス」の4種類。その高層階から広がる東京の眺望は、まるで美しい絵画のようで見応えがある。
ホテル内には、スパ、フィットネスジム・プール、温浴施設といったリフレッシュ施設、日本料理や西洋料理のレストラン、カフェやラウンジ、バーなど食を楽しめる場所、それにミーティングルームなどが揃う。
豊かな自然とアートを感じさせるデザイン、そして先進の機能が高度に融合した同ホテルなら、特別な時間を過ごせるだろう。
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
所在地:東京都千代田区紀尾井町1-2
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/kioicho/
世界遺産二条城前に位置する「HOTEL THE MITSUI KYOTO」
2022年に5つ星を獲得した「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)」。
ブランドコンセプト「日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」のもと、伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、特別な体験とくつろぎの空間を感じられるホテルだ。
ホテルの象徴でもあるエントランスでは、歴史ある「梶井宮門」が威風堂々とゲストを迎え、自然美溢れる庭園が広がる。さらに敷地内に湧く温泉水を活用したサーマル・スプリングSPAが最上の癒しとくつろぎを与えてくれる。
HOTEL THE MITSUI KYOTO
所在地:京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
URL:https://www.hotelthemitsui.com
沖縄で唯一の5つ星ホテル「ハレクラニ沖縄」
「ハレクラニ沖縄」は、ハワイで100年以上にわたり世界中のゲストをもてなしてきた「ハレクラニ」の2つ目のビーチリゾートだ。
沖縄そして日本のリゾートとしてはホテル部門で初の5つ星を獲得。館内併設のスパ施設「スパハレクラニ」も、フォーブス・トラベルガイドのスパ部門で4つ星に認定された。
同ホテルは全360室の客室を備えており、特筆すべきはそのすべてが東シナ海を望むオーシャンビューであること。プライベートプールと天然温泉を備えたヴィラもあり、パートナーや友人らと心安らげるひと時を楽しめる。
さらには4つのレストランをはじめ、バーやBBQエリア、フィットネスジム、ラグジュアリーなブティック、約200平方メートルの広さを持つ会議・コンベンションスペース、5つのプールなど、多彩な施設を完備。
沖縄でラグジュアリーな旅をするなら利用する価値があるホテルだ。
ハレクラニ沖縄
所在地:沖縄県国頭村恩納村名嘉真1967-1
公式サイト:https://www.okinawa.halekulani.com
ラグジュアリーな旅の参考に『フォーブス・トラベルガイド』
独自のシステムにより、世界の高級ホテル、レストラン、スパの格付けを行っている『フォーブス・トラベルガイド』。目の肥えた旅行者が世界で最もラグジュアリーな体験を選択する手助けをしてくれる一冊だ。
どれも世界が認めた一流のホテルばかり。特別な日に利用してもらいたい。
フォーブス・トラベルガイド(英語):https://www.forbestravelguide.com/about
(田原昌、IKKI)