静岡県掛川市|50万株の花菖蒲は壮観!加茂荘花⿃園「オリジナル花菖蒲・アジサイ展」

“ザ・加茂荘花⿃園”ともいえる、特別な季節がやってきた。

静岡県掛川市の加茂荘花⿃園(かもそうかちょうえん)では、今年も「オリジナル花菖蒲・アジサイ展」を開催する。

600品種50万株の花菖蒲&約300品種のアジサイ

毎年恒例となっている「オリジナル花菖蒲・アジサイ展」は、屋外にある約1ヘクタールの広さを持つ圃場に600品種50万株の花菖蒲、また室内の展⽰温室には約300品種のアジサイを展⽰公開。

江戸中期から続く庄屋屋敷を背景に、古来魔除けの花として愛されてきた花菖蒲とアジサイを、広々とした庭園や、外気とCO2濃度が変わらない⾵通しの良い温室でゆったりと楽しむことができる。

今年の極早咲き花菖蒲は4月8日から開花

早咲きは加茂荘オリジナル花菖蒲の素敵な特徴だが、冬が寒く、温かな春が少し遅れた今年の一番花の開花は昨年より10日ほど遅れた4月8日だった。

今年4月8日開花の一番花

この調子で開花が進めば、今年のゴールデンウィークには早咲き花菖蒲の満開が期待できるという。そして、5月中旬からは地植えの花菖蒲が次々に花を咲かせる。

温室内アジサイの丘(アジサイヒルズ)完成

加茂荘オリジナルアジサイを中心に、温室の真ん中にアジサイヒルズを展示しており、ヒルズから直接お好みのアジサイを選び購入することもできる。

アジサイヒルズとハンギングフラワー

お茶処桑源亭も毎日オープン

お茶処桑源亭(そうげんてい)は、三方を池に囲まれた味噌蔵跡に今年オープンしたばかり。原田地区産の特選茶をブレンドした加茂荘オリジナル煎茶セットや、ヨモギ団子、氷菓おにぎり弁当などが楽しめる。

また、庄屋屋敷母屋二階では、ギャラリー綵(あや)で加茂文子展を開催。昭和の加茂荘を支えた加茂文子の花菖蒲のアクリル画が鑑賞できる。

たまには沢山の花に囲まれ、心身ともにリラックスしてみるのも良いだろう。

加茂荘花鳥園・オリジナル花菖蒲・アジサイ展
所在地:静岡県掛川市原里110
期間:開催中~6月26日(日)※期間中無休
開園時間:8:00-17:00(受付16:30まで)
入場料:大人1,500円
HP:https://kamoltd.co.jp/

(suzuki)