“SDGs未来都市”札幌にサステナブルな価値観を発信するカフェ&ラボが誕生

北海道札幌市中央区に、サステナビリティをテーマに暮らしと仕事が交差するカフェ&ラボ「wanna be」がオープンした。カフェでの飲食はもちろん、サステナビリティを軸にしたワークショップやイベントをきっかけにサステナブルな価値観に触れることができる。

持続可能な社会の実現を目指す新感覚のカフェ&ラボ

「wanna be」は、閉店した地域密着型カフェ「わらび」跡地の1階と地下1階をリノベーションして誕生したカフェ&ラボ。コンセプトは「サステナビリティをテーマに暮らしと仕事が交差する」、サステナブルをテーマにしたカフェではヴィーガン焼き菓子やドリンクを提供する。

仕事を軸にSDGsや持続可能な地域の未来を考えたり、多世代との交流できる様々なイベントや地域・社会貢献・教育プログラムを体験できるラボスペースを備えた複合拠点となっている。

ワークショップや映画鑑賞会ができるイベントスペース

「wanna be」の地下にあるイベントスペースは、個人席やチーム席、wi-fiを設け、地元イベントから、ビジネスユースまで幅広く対応できる十分な広さと設備を完備。ワークショップやYouTuberイベント配信、映画鑑賞会などが行える。

今年5月より「サステナブルリビングラボ」を活用

同スペースでは、サステナビリティをテーマに1階カフェスペースとも連動して、暮らしの中で一般的に使われるようなサステナブルアクションの事例を学び、開発してみるまでをオープンに行うコミュニティを創出。札幌から新たなサステナブルアクションの開発を目指し、地域づくりに貢献する。

「仕事」をテーマに利用者参加型の教育プログラムを提供

北海道を拠点に、地域の資本を生かした若者世代へのキャリア教育を行なっている「ミカタバセンター」と連携。ミカタバセンターの教育プログラム「ミカタバ大学」を本施設で開催する。地域で仕事を作り活躍している先駆者を招き、講座形式のプログラムを運営する。

北欧で普及している一般的な「リビングラボ」は、生活空間と密着した中でイノベーションの促進や実証実験、新たなコンセプトや商品の開発などを行なっている。同スペースも、地域×サステナブルが学べるようなプログラムを提供することで、新しいイノベーション組織のあり方を模索していくという。

SDGsや地域貢献型活動を自分の生活の中に取り入れる実践をしてみよう。

wannna be
所在地:北海道札幌市中央区南2条西13丁目318 RURAL BASE 1F

(MK)