ジェンダーレスに使えるリーバイスの「Prideコレクション2022」

LGBTQ+コミュニティーをサポートするブランド「Levi’s(リーバイス)」が、ジェンダーレスに使えるアイテムが揃った「Levi’s Pride Collection」をリリース。

リーバイス原宿フラッグシップストアと、リーバイスストア新宿、大阪、神戸、福岡天神及びリーバイス公式オンラインストアにて順次、販売中だ。

「男性らしさ」と「女性らしさ」を併せ持つコレクション

今回、登場した「Levi’s Pride Collection」は、それぞれの商品を通じてダイバーシティ&インクルージョンをセレブレイトするのはもちろん、サイズ展開もジェンダーレスかつ包括的にデザインされており、まさに全ての人に開かれたコレクションだ。

ジェンダーレスなコレクションというと、これまでは男性的なアウトプットが多くを占めていた。しかし同ブランドは今回、男性らしさをミックスしつつ、女性らしさを強調したコレクションを制作。

例えば、後ろがレースアップになったデニムコルセットや、サイドプリーツ、プライドチャームの入ったバックパッチ、パールのシャンクボタンが特徴のデニムスカートなど、個性豊かなアイテムがラインナップする。

また、今年は初めて、本格的なロングレッグジーンズ「’93 501」が登場。ストレートレッグでシェードがかかったビンテージ風の「Pride 501」は、1970年のプライドムーブメントを彷彿とさせる、レインボーチャーム付きのバックパッチ、Big“E”、レインボーのタブ、パールのシャンクボタンが特徴的だ。

そしてトップスには、ジャケットの内側に施されたウーブンの「Pride Two Horse」や、パールのシャンクボタン、レインボーカラーの“Let Us Love”の刺繍のメッセージが特徴の「Type III Liberation Trucker」がラインナップ。

その他、“Live Your Truth”や“Let My People Love!”といったグラフィックがレインボーカラーで描かれた、個性豊かなTシャツが揃う。

LGBTQ+をサポートする「リーバイス」

Levi’sは、LGBTQ+コミュニティーサポートのパイオニアとして、30年以上の長きに渡りサポートを続けてきた。1992年、LGBTQ +社員向けの福利厚生として、フォーチュン500社の中では初めて、法的に認められていなくても生計を共にするパートナーであれば全面的に医療給付を行った実績もある。

支援活動は社内にとどまらない。アメリカ・カリフォルニア州で同性婚合法化の気運が高まった2007年には「アミカス・キュリエ」という第三者が裁判所に意見を提出する制度を用いて、カリフォルニア州最高裁判所に婚姻平等を支援する意見書を提出した最初で唯一のカリフォルニア出身の企業となり、2014年には、アメリカ連邦最高裁に婚姻平等を訴える連合に加わった。

現代においても、企業のLGBTQ +に対する差別撤廃を評価する「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の企業平等度指数では、継続して満点評価を得ており、LGBTQ+コミュニティーにとって働きやすい企業として認知されている。

女性的なディテールの効いたアイテムを、あえてファッションに取り入れて「自分」をアピールしてみてはどうだろうか。

Levi’s:https://www.levi.jp

(IKKI)