アラスカの動物や人を愛した写真家・星野道夫の個展が名古屋タカシマヤで開催

アラスカの地で息づく動物や人々の姿を見つめ続けた写真家・星野道夫氏の写真展がジェイアール名古屋タカシマヤにて4月14日(木)~25日(月)に開催される。

生誕70年にあたる本年、未完の作品群から「自然と人の関わり」を追い続けた星野氏の終わりなき旅に思いを馳せて欲しい。

極北の自然に魅せられた星野道夫の軌跡

少年のころから北の自然に憧れ、極北の大地アラスカに生きた星野氏は、多くの「出会い」を通じて思索を深め、写真家として成長していきた。

取材中に事故で亡くなり、25年以上を経た現在においても、心打つ大自然や動物の写真と美しい文章で、多くのファンを魅了している。

星野道夫(1952年~1996年)

20歳の夏休みにアラスカに滞在したのをきっかけに、アラスカへの思いが募り写真家の道を選ぶ。動物写真家、田中光常氏の助手を2年間務めたのち、アラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後、アラスカの自然と人々をテーマに写真と文章で記録し発表。アニマ賞・木村伊兵衛写真賞受賞。

作品の他、貴重な資料も揃う

本展では、20歳のときに初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島での写真までを一望できる。さらに、20歳の時に初めてシシュマレフ村の村長に宛てて書いた手紙をはじめ、貴重な資料も展示。

また、4月14日(木)には星野道夫事務所代表の星野直子氏によるトークショーも行う。開催時間、整理券配布などの情報は公式サイトで確認を。

星野氏が記録した美しい世界を体感しに行こう。

写真展 星野道夫 悠久の時を旅する
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
入場時間:午前10時~午後7時30分※最終日は午後4時30分まで
星野道夫事務所公式サイト:https://www.michio-hoshino.com/

(hachi)