「ガンダム」コラボのオリジナルマンホール蓋が相模原市立博物館に展示

ガンダム好きは要チェック。4月13日(水)~5月8日(日)までの期間、相模原市立博物館にて相模原市オリジナルデザインのガンダムマンホール蓋の展示を行う。

相模原の発展を願いガンダムとコラボ

バンダイナムコグループ「ガンダムプロジェクト」が実施する「ガンダムマンホールプロジェクト」を通じて、今回2種類のデザインマンホール蓋が相模原市に寄贈された。

相模原市は「はやぶさ」を生んだJAXA相模原キャンパスが1989年に開設されたことをきっかけに、宇宙や銀河をテーマとしたまちづくりを進めている。そんな「はやぶさの故郷(ふるさと)さがみはら」の発展を願って、ガンダムとコラボレーションしたマンホール蓋が誕生。

1つは「RX-78-2 ガンダム、はやぶさ」。『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ、ガンダム、そしてはやぶさも人の手により地球と宇宙を繋ぐメカとして認知されている親和性を表し「はやぶさの故郷 さがみはら」を表現したデザインになっている。

そしてもう1つ「ザクⅡ、SLIM」は、月の裏側の宙域「サイド3」に位置するジオン公国軍の主力モビルスーツであるザクと、月へのピンポイント着陸を目指すSLIM(今年打ち上げ予定の探査機)との月を軸とした共通点を表現し、相模原市のこれからの発展にも期待を込めたデザインだ。

なお、マンホール蓋は5月10日(火)~5月20日(金)までは緑区合同庁舎エントランスホール、5月24日(火)~6月3日(金)までは南区合同庁舎ロビーにて市内巡回展示を行い、6月中旬にはJR横浜線淵野辺駅北口及びJAXA相模原キャンパス正門前に設置予定だ。

宇宙旅行をイメージした路面シートやミニ企画展も実施

JR横浜線淵野辺駅南口からJAXA相模原キャンパスに向かう自転車通行帯へ、小さな宇宙旅行をイメージした路面シートを設置。月、太陽のほか、太陽系の惑星を順番に辿るとJAXA相模原キャンパス&市立博物館へ到着する。「はやぶさの故郷 さがみはら」ならではの、全12種類のデザインが楽しめる。

さらに期間中は、オリジナルデザインマンホール蓋の展示のほか、ミニ企画展も実施。「ミニ下水道ワールド~こんじゃくものがたり編~」と題し「下水道」ができる前と今、下水道は我々の生活にどのように関わっているのか「汚水処理システム」に着目して解説する。昔の生活で使っていた肥桶(こえおけ)も実際に見ることができる、貴重な機会だ。

ガンダムマンホール蓋をきっかけに、知識を広げる休日を過ごしてみては。

相模原市立博物館
所在地:神奈川県相模原市中央区高根3-1-15
公式サイト:https://sagamiharacitymuseum.jp/

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