「ローマン・ゴティエ」がタカシマヤウオッチメゾン東京・日本橋にオープン

2005年のブランド創業から、常に業界を驚かせるような時計を発表してきた「ローマン・ゴティエ」。精密な加工技術、伝統的な時計製造技術の知識で、世界中の愛好家から評価を集めるスイス発の時計ブランドだ。

そんなローマン・ゴティエの世界とアイテムを堪能できる空間が、4月15日(金)に「タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋」に誕生する。

ブランドを反映した「ローマン・ゴティエ」の新しい空間

コーナーのデザインには、ブランドの歴史と独自性を反映させた。特に色と素材は、「ブランドの起源と、製品が表現する“異なる世界”を思い起こさせるもの」という点にこだわって仕上げている。

例えば、コーナーに使用している「マッカーサーエボニー(縞黒檀)」は、創業者が子ども時代を過ごしたジュウ渓谷の自然や森林を象徴。ローマン・ゴティエのディスプレイにも長く使われてきた素材で、「ヘリテージ」コレクションの気品も表現している。

一方、ディスプレイのアクセントに使われている対極的なブラックとマット仕上げのスティールは、「フリーダム」コレクションをイメージしたものだ。

象徴的なディテールを表現したタワーケースやテーブル

タワーケースやテーブルのエッジは、「コンティニュアム」コレクションのムーブメントの面取りと同じように仕上げた。垂直なラインを活かしたケースデザイン、曲線を描くエッジなどは、まさにムーブメントブリッジとシンクロする。

また、テーブルはブランドフィロソフィーである“進化する伝統”を表現。

エレガントな曲線の脚は、伝統的な職人技が活きる「ヘリテージ」コレクションをイメージ。そして光沢のある堅いデスクの盤面は、「フリーダム」コレクションや「コンティニュアム」に見られる現代的なタッチを表現した。

ブランド創業の地、ジュウ渓谷を再現したウォール

ブランドイメージとフィロソフィーを伝える際、コーナーウォールの印象はとても大切だ。そこで、同コーナーではウォールで“ジュウ渓谷を空から見た景色”を再現した。

ウォールは樹脂パネルを5枚組み合わせ、ジュウ渓谷の起伏を3D製作工具を使って表現。ウォールカラーはジュウ渓谷の景色で見られる石灰岩に近い色で仕上げた。ジュウ湖、ジュウ渓谷を代表するヴォリオン地方、そしてローマン・ゴティエ工房の位置関係をシンボルで入れ込んでいる点にも注目だ。

ローマン・ゴティエの「進化する伝統」が散りばめられた空間を感じてみよう。

ローマン・ゴティエコーナー
場所:タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋
所在地:東京都中央区日本橋3-1-8
営業時間:10時30分~19時30分

ローマン・ゴティエ:https://romaingauthier.jp/

(IKKI