渋谷パルコ・美術手帖ギャラリーにてストリートアーティストSickboyの個展開催

東京・渋谷パルコにある「OIL by 美術手帖ギャラリー」では、4月14日(木)〜26日(火)にかけて、イギリスを拠点とするストリートアーティストSickboy(シックボーイ)の個展「FOREVER – TOKYO 2022」を開催。ライトボックス作品やドローイングの新作を発表する。

世界的にも名の知れたSickboyの作品が東京で楽しめるチャンスだ。

「永遠とは?」Sickboyがモノトーン作品で表現

Sickboyにとって東京での個展は本展が2度目。2018年に開催した東京初個展「FOREVER」(Blockhouse、東京)は、その名の通り“永遠”をコンセプトとして、不変を問うものだった。

本展でも同じく「FOREVER」をタイトルとしているが、永遠と同時に儚さや不常についても探求することで、“永遠とは何を意味するか”について表現することを目指す。

これまでの彼の作品はカラフルな色彩を特徴としてきたが、今回初めて完全なモノトーンの作品を制作。また、通常の絵画や彫刻作品に加え、鉛筆画(ドローイング)を発表し、新しくカーボンプリントの作品にも挑戦している。

悪名高いブリストルから現れたアーティストSickboy

Sickboyは1980年イギリス・ブルストル生まれ。寺院を模したモチーフと「Save the Youth」をスローガンで知られるストリートアーティスト。また、イギリスのストリートアートシーンにおいて、タグの代わりに初めてロゴを使ったグラフィティアーティストのひとり。

Sickboyの作品はイギリスの国営放送(BBC)、インディペンデント紙をはじめ、国内外の様々なメディアで特集され、Banksyの映画「Exis Through The Gift Shop」(2010)にも登場している。

アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」

これまでアートシーンの動向を伝えてきた『美術手帖』が、日本を代表するギャラリーやアートストアとともにつくる、オンラインでアート作品を購入できるサービス。

2019年秋には、渋谷パルコの2階にギャラリーをオープンし、アート作品との出合いの場を創っている。

展示作品は4月15日(金)からオンラインでも販売を開始する。この春は、アートに触れられる機会を積極的に作って感性を磨こう。

Sickboy「FOREVER – TOKYO 2022」
会場:OIL by 美術手帖ギャラリー
会期:4月14日(木)〜26日(火)※会期中無休
開場時間:11:00〜20:00
入場:無料
作品販売ページ:https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733
※会場販売開始後となるため公開時点で売り切れの場合がある

(hachi)