無人駅を活用した森と自然を知るビアフェス「もぐらビアキャンプ」

ここでしか味わえないビールを楽しもう。群馬県土合駅の地下ホームで熟成するクラフトビール「モグラ熟成ビール」が解禁される。

地下ホームで熟成させたクラフトビールを楽しむ『もぐらビアキャンプ』

VILLAGE INCは、ビール醸造を通じて自然への取り組みを行うブルワリーの集まりである「Brewing for Nature」とJR東日本高崎支社、JR東日本スタートアップ、そして地域の人々と協力し、群馬県の上越線土合駅にある「DOAI VILLAGE」において、地下ホームで熟成させたクラフトビールを楽しめるイベント『もぐらビアキャンプ』を開催。

このイベントを通じて、みなかみの魅力を発信すると共に、イベント収益の一部を森林保全活動に寄付することで、地域の活性化や自然環境の保護への取り組みを推進する。

土合駅地下ホーム

熟成させている様子

当日味わえる参加ブルワリーのビールは、地元のみなかみ町の「オクトワンブルーイング」のほか、東京の「クランクビール」や「十条すいけんブルワリー」、秋田県の「羽後麦酒」などがあり、様々な味、飲み物が楽しめる。

また、当日参加する飲食店は、みなかみ町の「育風堂精肉店」や「旅する台所」などが名を連ねている。ヴァイスヴルストやラムチョップ、地元野菜を使用した郷土料理などが販売される。

様々なブルワリーが参画する「モグラ熟成ビール」

土合駅の下りホームは上越線のトンネル内にあり、駅舎から標高差が70m、486段もの階段を下るため「日本一のモグラ駅」と呼ばれている。そんな地下ホームの小屋を活用して、一昨年から地元みなかみ町のオクトワンブルーイングを始め、様々なブルワリーが参画し、クラフトビールを貯蔵してきた。

「モグラ熟成ビール」は、土合駅の地下ホームで熟成させたビールの総称であり、既に250リットルを超えるクラフトビールが貯蔵されている。発酵の終了したビールを地下ホームの低温の環境のもと、穏やかに熟成させることで味や香りを調和させることができ、よりおいしいクラフトビールとなる。

今回のイベントではこの「モグラ熟成ビール」を解禁。苦労して貯蔵されたクラフトビールを、一緒に楽しもう。

もぐらビアキャンプ
開催日時:5月21日(土)9:00〜21:00 ※商品が終わり次第終了
実施場所:上越線土合駅(群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽)
公式サイト:https://brewingfornature.cbgeeks.com/work/mogurabeercamp2022/
※イベントの参加は無料

(田原昌)

※イベント内容は情勢や当日の天候等により予告なく変更または中止となる場合あり
※画像は全てイメージ