格闘技ファンから熱い視線を集めている「那須川天心（なすかわ・てんしん）vs.武尊（たける）」の一戦。

4月7日（木）、都内にて「那須川天心vs武尊」の第二弾記者会見が行われ、6月19日（日）に東京ドームにて開催される大会名が「THE MATCH 2022」（ザ・マッチ・ニセンニジュウニ）に決定。開場は12時、開始時刻は14時（予定）と発表された。

日本の格闘技史上最高額！VVIP1列目300万円

チケットは、榊原代表いわく「日本の格闘技史上、日本のエンターテインメント史上最高額」。VVIP1列目300万円、同2列目200万円、同3列目100万円となるという。

注目のルールは、契約体重58kg、当日計量でプラス4kgの62kg。追加で決まったのは3分3ラウンド、延長1ラウンド。延長ラウンドの内容のみをマストでジャッジする「完全決着ルール」だ。

武尊は「試合の詳細がいろいろ決まってきて、練習も減量も調整も進めています。いろんな期待をパワーに代えて、最高の勝ち方、最高の勝利をするんで、応援よろしくお願いします」とコメント。

那須川は、「ここまで来て、特に言うことないですし。絶対に勝ちます。必ず勝ちます。どんな形でも勝ちます。キックの最後の試合、僕の人生の中でも一番大きいことだと思うし、何が何でも勝ちます」と意気込みを語った。

昨年12月の会見で「時間無制限、完全決着ルール」を希望していた武尊は、延長1ラウンドになったことについては「決まったルールは決まったルールなので。完全決着ルールは出来ることが決まって、前に天心選手が言ったように延長に行く必要がないように、KOで倒します」。

地上波ゴールデンタイムでの格闘技を

フジテレビで生中継されることから、視聴者へのメッセージを問われると、那須川は「自分のテレビでの試合、最後に放送されたのが大みそかRIZINだったと思う。新たな舞台で、テレビで試合が放送されて、みんな仲良くに近づいてきてるのかなと思う」。

武尊は「地上波ゴールデンタイムに格闘技を戻す、っていう目標でやってきて、試合が出来て嬉しいです。地上波だとたまたま見て、格闘技にハマってくれたりする人もあると思うので、生中継して貰うのは心から嬉しいです。初めて見る人にも格闘技最高だな、と思って貰える試合をしたいと思います」とコメント。

最後に、互いへのメッセージを問われると、武尊は「本当にないですね。あとはリングで殴り合って、蹴り合って、どっちが強いか決めるだけです」。

那須川は「お互いにしっかり仕上げて、最高のパフォーマンスをしましょう、というだけです」と語った。

ABEMA PPVにて全試合完全生配信も

チケットは4月16日（土）18時までイープラス抽選先行が行われ、一般発売は5月1日（日）午前10時より、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、K-1.SHOPで発売する。

放送・配信については、テレビ放送はフジテレビにて「那須川天心vs武尊」生放送のほか2時間を予定。ABEMA PPVにて全試合完全生配信（6～8時間予定）。大会は15～16試合で、立ち技の試合のみになる予定だ。

世界中の格闘技ファンが注目すると言っても過言ではないドリームマッチ、楽しみにしたい。

THE MATCH 2022：https://www.k-1.co.jp/schedule/16578/

（suzuki）