難しいからこそ、最新のデジタル製品にはない楽しさがフィルムカメラにはある。
ファイヤーワークスは、フィルムカメラを簡単にデジカメにする事が出来る「デジスワップ」を4月11日(月)より、クラウドファンディングサイト「キックスターター」にてローンチする。
それに先駆け、4月8日(金)から10日(日)の3日間、東京都中野区にある「ケンコー・トキナー」2階スタジオ他でタッチアンドトライイベントを開催。実際に触って撮影することも可能だ。
フィルムカメラがアップサイクルした「デジスワップ」
「デジスワップ」には3つの特徴がある。
フィルムカメラの操作感はそのままに、簡単にデジカメにアップサイクル。様々なフィルムカメラ、iPhoneX〜13proMAXまで装着できるアタッチメントを採用している。
そして動画を撮影することも可能。画像や動画はスマートフォンに保存されるため、SNSへの投稿や共有が容易だ。
「デジスワップ」が誕生したワケ
たまたま、ハッセルブラッド500cのファインダーをスマートフォンで撮影したら、感じよく撮影できたことをきっかけに、2021年1月より開発を開始した。
独特のシャッター音。絞りやシャッタースピードを設定する感覚はそのままに、アプリケーションはフィルムの役割に徹する事で、露光している感を再現したため露光オーバーや、アンダーになることも。
捨てられない思い出の詰まったフィルムカメラを大切に使っていきたいという想いに、アイディアで応えたのがデジスワップだ。
このデジスワップはフィルムカメラをもっと気軽に楽しんでほしいと作った製品であり、フィルムの代替えではない。
誰でもボタン一つで綺麗に撮れる世の中で、絞りやシャッタースピードの関係、感度調整など、うまく撮影するのにはカメラの知識と慣れが必要なことで、遠い昔を思い出させてくれる。
フィルムカメラの裏蓋(フィルムを装填する部分)を外し、専用のアタッチメントを三脚ネジを利用し、取り付け、専用のアプリをインストールしたスマホをガジェットに取り付け撮影準備完了。フィルムカメラ特有の雰囲気のある写真はもちろん、8ミリの様なアートな動画の撮影も可能。
フィルムカメラならではの醍醐味が味わえる新商品が待ち遠しい。
アプリケーション概要
シャッタースピード:1/2秒〜同調可能(iPhoneとフィルムカメラのシャッター構造が違うため完全同調ではない)
感度:40〜2700
FPS設定:2〜60
※感度・FPSはiPhoneの機種に依存
製品URL:https://www.digi-swap.com
(hachi)