辛いもの好きは見逃せないレストランが東京上陸。日本初のLAスタイル本格スンドゥブ専門店「OKKII (オッキー)」が、東京・三鷹市にオープンした。
ロサンゼルスの名店にて修行を積む
豆腐と唐辛子味噌を用いた韓国の鍋料理の一つである「スンドゥブ・チゲ」は、米国最大級のコリアタウンがあるカリフォルニア州ロサンゼルスの有名韓国料理店で人気に火がつき、韓国に逆輸入される形でその名が日本にも広まった。
日本では「スンドゥブ」と略した呼ばれ方が定着している。
スンドゥブ人気興隆真っ只中の1990年代、ロサンゼルスの名店にて修行を積んだ創業者が、日本で初めてのスンドゥブ専門店として2003年8月、大阪府豊中市に「OKKII」1号店をオープンする。
その意志と伝統を受け継ぎ、2019年より新体制で大阪・兵庫・東京に展開中だ。
「スンドゥブ」美味しさのポイント
「OKKII」の「スンドゥブ」は、16時間炊き込んだ和牛の牛骨・貝・野菜の旨味凝縮スープを使用。独自開発した門外不出の韓国調味料(唐辛子味噌)の「タデギ」がポイント。
「スンドゥブ」のメインである豆腐は、厳選したにがりと豆乳を使用し、店内で30分毎に手作りする滑らかな舌触りの出来たて。
スープ、タデギ、豆腐が渾然一体となった「スンドゥブ」に、16種類の多種多様なトッピング具材を追加したり、7段階の辛さレベルから選択して、自分好みの味に仕上げていくのが「LAスタイル」。
新潟県産米を使用して、注文毎に炊き上げるほかほかツヤツヤの石釜ご飯が食欲をさらに増進。ボリューム満点なのにローカロリーでヘルシーで、暑い夏場でも食べたくなる季節を問わないクセになる味わいが特徴だ。
「スンドゥブ」を美味しく食べる方法
「OKKII」の「スンドゥブ」セットは、「お好きなスンドゥブ」「炊きたて石釜ごはん」「生卵」に、おかわり自由の「おかず3品 (キムチ・ナムル・韓国のり)」と、「ゆず茶」となっている。
まずは「スンドゥブに好みで生卵を入れ、よくかきまぜることで味がマイルドになりコクが出る」、そして「茶碗に盛ったご飯にスンドゥブをかけて食べる」のがOKKIIスタイル。
ご飯を全て茶碗に盛った後、石釜に残ったおこげにコーン茶を注ぐ。石釜のおこげがコーン茶でほぐれてきたら、ふんわり香ばしいお茶漬け「ヌルンパブ」が楽しめる。
辛くて刺激的な「スンドゥブ」の〆は、ほんのり優しいコーン茶の茶漬けでホッと一息。
「スンドゥブ専門店OKKII 三鷹店」は、三鷹駅すぐの地鶏料理専門店「宮崎地鶏炭火焼 車 三鷹店」の店内スペースに誕生。入り口は2店舗で共用となっている。
JR中央線沿線で、辛いものが食べたくなった時の候補に入れておきたいレストランだ。
スンドゥブ専門店 OKKII 三鷹店
所在地:東京都三鷹市下連雀3-44-13 ライオンズプラザ三鷹2階
営業時間:午前11時~午後2時半/午後5時〜午後9時
公式サイト:https://www.okkii-jp.com/
(冨田格)