新橋・日本鉄道発祥の地に、こだわりの「サザコーヒー」都内4店舗目がオープン!

SLが見えるコーヒースタンドは、文明開花の味がする。日本最大のサラリーマンのグルメスポットの街、新橋駅に「サザコーヒーエキュート新橋SL店」が3月24日に開店した。

コンセプトは「モカ」と「ケニア」

「サザコーヒーエキュート新橋SL店」は、JR新橋駅の北改札・SL広場方面出口の正面にあり、店からはSL広場の蒸気機関車が見える。

コンセプトは、古くからの言い伝え「モカを制するものはコーヒーを制する」に即して「モカ」と、エルニーニョの関係で今年あたりは当たり年となるアフリカ大陸の特に「ケニア」にスポットを当てたメニュー展開をする。

もちろん「サザコーヒー」といえば「パナマゲイシャ」、世界一のパナマゲイシャの用意もある。

サードウエーブの先の第4の波を見据えて

コーヒーのサードウエーブという言葉を知っているだろうか?

「一番目の波」は、1970年代に流通業を伴いスーパーマーケットや百貨店に「ブルマン」「キリマン」「モカ」をもたらした。

「第二の波」は、2000年代「スマトラ・マンデリン」「グアテマラ・アンティグア」など生産国+産地名を持ち込んだスターバックスという喫茶コーヒー業。

そして「三番目の波・サードウエーブ」は、2010年代、資本を投下して「ケニア ニエリ SL28」「ニカラグア ジャバニカ」といった「産地+品種名」など更なる情報化が進んだ。

「サザコーヒー」は2025年を見越して「第4の波」に取り組んでいる。それは更なる美味しさの再現性、バリスタの競技会の会場で飲むコーヒーを再現することを意味する。

品評会で勝ったおいしいコーヒー豆を直接買付け、競技会用の焙煎の熱データーを再現、バリスタ、サイフォンやハンドドリップ選手権の競技用のコーヒー抽出の徹底的な味の再現を、機械化によって目指している。

今は、魔法の箱である機械化の前に必ず必要な「人から機械自動化の技術移行期間」。

「サザコーヒーエキュート新橋SL店」は、その架け橋となるべくひたすら嗜好の試行錯誤を繰り返し『いつでも、どこでも、誰とでも』おいしいコーヒーが飲めることを目指している。

新橋らしさにこだわったメニュー

新橋駅の象徴である「SL」をイメージした深煎りの「新橋SLブレンド」は、特別な焙煎とドリップが味の特徴。

また、「SL」の黒をイメージした竹炭使用のチョコレートクレープ「SLクレープ」は、モリロボの新作クレープロボが、その場で焼きあげる。

日本鉄道発祥の地に登場した、エッジの効いたコーヒーショップ。第四の波を、いち早く感じることができるかもしれない。

公式サイト:https://www.saza.co.jp/index.php

(冨田格)