果たしてオスカーに輝くのはどの作品だろうか。
『キネマ旬報4月上旬号』では、日本時間3月28日に発表となる「第94回アカデミー賞」を、表紙・巻頭で大特集する。
アカデミー賞予想をはじめ読み応えのある1冊
本号の特集では、アカデミー賞大予想はもちろん、作品賞にノミネートされた10作品をキネマ旬報ならではの解説を交えて掲載している。
表紙・巻頭特集は、「第94回アカデミー賞の行方!?」として、「『ドライブ・マイ・カー』受賞の可能性」、「作品賞候補作紹介」、「高齢アカデミー賞予想座談会」などがラインナップ。
グラビアインタビューは、岸井ゆきのさん、浜辺美波さんの「やがて海へと届く」、企画・作品特集は「アネット」、「TITTAN/チタン」と、アカデミー賞特集以外のコンテンツも充実している。
全4部門ノミネートの「ドライブ・マイ・カー」受賞なるか
「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督による「ドライブ・マイ・カー」は、第94回アカデミー賞の作品賞、脚色賞、監督賞、国際長編映画賞の4部門でノミネートを果たした。
特に作品賞と脚色賞のノミネートは日本映画史上初であり、日本国内での上映も盛り上がりをみせている。
同作は、村上春樹氏の小説を映画化したもの。妻を亡くし喪失感を抱える、舞台俳優であり演出家の家福悠介と、ある過去を胸に秘める寡黙な専属ドライバー・みさきの旅路が描かれる。
主人公の家福悠介を西島秀俊、ヒロインのみさきを三浦透子、物語の鍵を握る俳優の高槻を岡田将生、家福の亡き妻の音を霧島れいかが演じている。
果たして「ドライブ・マイ・カー」のオスカー受賞はなるか? 本号を熟読して、予想を楽しんでみたい。
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(suzuki)