4月17日まで実施|下北沢駅構内・車両を「モノクロ」に染める実験スタート

どんどん進化する下北沢から目が離せない。

3月30日(水)に開業する下北沢駅の高架下新施設「ミカン下北」。開業記念として、下北沢駅構内・車両をモノクロに染める“実験”を3月14日(月)に開始した。

アドギャラリー(車内中吊り広告)

下北沢駅の至るところが期間限定でモノクロに染まる

京王井の頭線下北沢駅の大規模装飾とラッピング車両の運行における実験的ブランディングとして4月17日(日)まで実施する。

デザインは「ミカン下北」のロゴに用いられているマーカーテクスチャーと「ミカン下北」に出店するテナントの、試行錯誤しながら新たなものを生み出そうとする後ろ姿=「企む背中」をキーヴィジュアルとして「実験」というキーワードをモノトーンの無骨でストイックな世界感で表現している。

電車ラッピング、中吊りポスター、ホームドア、下北沢駅の駅名表示看板、改札、駅事務室まで下北沢駅の至るところが「ミカン下北」のブランドカラーであるモノクロに染まる。

ラッピング車両の使用車両は1000系5両1編成、運行区間は京王井の頭線全線(※)。

電車ラッピング

ホーム階 駅名表示看板

ホーム階 エスカレーター・階段口 側面

改札階 通路側面「企む背中」KV

改札階 通路

改札階 エスカレーター・階段口 正面

新しい下北沢の形を提案する「ミカン下北」

京王電鉄が開業する「ミカン下北」は「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」を掲げ、下北沢の自由で雑多な空気の中で、多様な人々がジャンルや価値観を超えて混ざり合い、予想もつかない何かが生まれるという、全く新しいコンセプト。

A・B・C・D・E5街区から構成され、個性的な飲食店舗を中心とした商業エリアと「遊ぶように働く」を体現するワークプレイスが同居した、遊ぶと働くが混ざる新しい下北沢の形を提案する施設だ。​​

また新たなWEBメディア「東京都実験区下北沢」がオープン。「実験」という切り口で、下北沢で起こるチャレンジングな取り組みや、何かを企み、仕掛けていくプレイヤーを紹介し、発信していくWEBメディアだ。

下北沢に関わる様々なプレイヤーへの取材記事や、実験・企みの概要、その背景に描かれた想いやストーリーをレポートにして発信する予定だという。

さらに、ミカン下北特集としてタブロイド判の特別創刊号を発行。3月30日(水)の開業から「ミカン下北」施設内や京王線、京王井の頭線沿線の駅で配布する。

改札前 柱巻き・駅名看板横・床面

1ヶ月のみ見られるモノクロの景色を、新オープンの「ミカン下北」とともに楽しみたい。

東京都実験区下北沢:https://jikkenku.tokyo

(Goto)

※車両検査および運用の都合により運行しない日もある