大阪の町工場発!焚き火台として使えるファイヤーピット

金属加工の町工場が、ずっと使いたくなるようなプロダクトをデザインするブランドを立ち上げた。

創業40年、大阪の町工場で働くアートコレクターが始めたデザインプロダクトブランド「sight(サイト)」。ファーストリリースはファイヤーピット(炉)。現在、Webにて販売中だ。

大阪の町工場発のデザインプロダクトブランド「sight」

金型、金属加工業として創業40年。大阪の町工場発のデザインプロダクトブランド「sight」。ブランドコンセプトである“Designed Life Product”に沿って、ずっと使いたくなる日常に寄り添う様々なプロダクトを展開。

美を上位概念にという信念のもと、機能、性能を追求するばかりで捨てられてきたデザインにフォーカスし、世の中にプロダクトを提案していく。デザインのためなら機能の犠牲も厭わないという視点で、現世の中にある様々なプロダクトを再デザインしていく。

デザインにこだわった独特なフォルムのファイヤーピット

プロダクトの特徴はデザインと質感と構造

等間隔に積み重ねられたプレートにより構成された佇まいは、ドナルド・ジャッドのスタッキングにインスパイアされ生み出された。ファイヤーピットとしては類を見ない独特なフォルムは唯一無二な存在感を放つ。

素材は黒いステンレス。ステンレスに色をのせるのは難しく、車のブレーキ機構などに使われる特殊処理を経て付与された特別な質感。ステンレスを選択したのは、鉄と比べてサビにくく美しいフォルムを少しでも長く維持するため。黒く傷つきにくいプロダクトとなっている。

取り外し可能なアッシュトレイ

プレートの隙間より空気が流入することで燃焼効率も良くし、できるだけ底部のアッシュトレイで熱を受け本体には熱が伝わりにくいように設計されている。

アッシュトレイは取り外し可能で、灰捨ても楽にできる。プロダクト自体に800℃以上の高熱が加わることを想定した上で、熱伝導、熱変形、放熱機構、耐食性を考慮し素材の選定から処理まで丁寧に設計されている。

プロダクトと同じ素材、処理で設計された専用ケースでの発送となる。ファーストロット1000台限定で、製品証明書としてエディションナンバーが入ったCOAが付属する。

また、別売で五徳代わりのスクエアバー(KTS 12800-)とウィンドシールド(RSW 9800-)も同時にリリース。

専用ケースに収納されるパーツ

スクエアバー

自宅でもアウトドアでも

自宅では洗練されたインテリアの延長として、片付けずに置いておくだけで空間に溶け込むように。キャンプでは周りの目を引くギアとして、またグランピングでは、デザインされた空間でひと時を演出する一部として活躍してくれる。

ソリッドな質感とミニマルなデザインは、さまざまなシーンの時間、空間を演出してくれるだろう。

DBS(ファイヤーピット)
価格:128,000円(税込、送料込)
サイズ:45 x 45 x 28cm(組立)
URL:https://sight-ec.myshopify.com
Instagram:https://www.instagram.com/sight_official_/

(田原昌)