東日本大地震復興の象徴「一本松」を名に冠したクラフトビールが限定発売

ビールを楽しみながら復興チャリティーに参加しよう!

東日本大地震発生から丸11年となる3月11日(金)、クラフトビール醸造所・陸前高田マイクロブルワリーから、被災地を支援するソーシャルプロダクトのクラフトビール「一本松エール」が発売。本商品を購入すると、100円が「高田松原を守る会」に寄付される。

ニューヨークから始まった東日本大震災復興チャリティープロジェクト

「一本松エール」のルーツは、「一本松ビール」という、2012年に始まった復興チャリティープロジェクト。ニューヨーク在住の日本人が「なんとか被災地の力になりたい」とクラフトビールを自作。その思いに賛同したアーティストの作品のチャリティオークションを開催するなど、ビールを提供するイベントを通じて、多くの来場者から寄付金を募った。

同イベントはニューヨークを皮切りにロンドンや東京へと広がり、国籍を問わず多くの人々がサポートした。そして、寄付金総額2,071,477円は、陸前高田の生活を支える人々や店舗(酒屋、自転車屋、酒蔵、カフェ)、みなしご教育基金へと渡った。

また、アメリカのブランディングコンペティション「Brand New Award」では、ボトルデザインやそのストーリーが評価され、714作品のエントリーの中から最高賞「Best in Show」を2012年に受賞するなど、デザインの力でも復興をサポートしてきた。

鼻から抜けるその香りで思い出すのは、かつてあった松林

震災から11年となる今年。より広く、より多くの人に“ビールを楽しみながら”、復興チャリティーに参加してもらおうと生まれたのが、ソーシャルプロダクトとしてのクラフトエール「一本松エール」だ。

「一本松エール」のレシピを手がけたのは、陸前高田の街に、2020年に誕生したクラフトビール醸造所の陸前高田マイクロブルワリーで、IPA(アイピーエー)ならではのホップの強い香りと苦味を生かしたグラッシーさ、そして松の香りと微かな柑橘の香りが爽やかな、今年限定の味に仕上がっている。

岩手県陸前高田の“奇跡の一本松”から命名したクラフトエール「一本松エール」は、東京のクラフトビアダイナー「gau‘s Craft Beer」などで提供される。東京での取り扱い店舗に関しては、公式インスタグラムにて情報が随時更新される。

一本松エール ¥1,650(税込)
品目:発泡酒 | 原材料名:麦芽(イギリス産),ホップ,カラギナン
内容量:500ml | アルコール分:5.5%
(※内100円が「高田松原を守る会」に寄付されます)

コップは別売 ¥880(税込)
(※内100円が「高田松原を守る会」に寄付されます)
2022年4月1日より陸前高田マイクロブルワリーオンラインショップにて発売。

CAMOCY 陸前高田 発酵パーク内
クラフトビール醸造所・陸前高田マイクロブルワリー
公式ONLINE STORE