徳川15代将軍の名前、全員言えるだろうか?
超健康オタク、好色酒好き、大奥のアイドル……人間味あふれる15人の将軍たちを徹底解剖した『徳川15代将軍 解体新書』が、ポプラ社より刊行された。
歴史研究家・河合敦氏が15人の将軍を徹底解剖!
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、誰もが知っている歴史上の人物・徳川家康の生涯が描かれる。
徳川幕府の将軍といえば、初代将軍・家康、「生類憐みの令」で有名な5代目・綱吉、「享保の改革」を行った8代目・吉宗、江戸時代最後の将軍・慶喜あたりは学校の授業で習った記憶があるのではないだろうか。
しかし実際、将軍は15代までいて、恐怖政治を行った将軍、お飾りに過ぎなかった将軍など、時期によって役割や実力は様々。それにも関わらず、なぜ徳川幕府は260年以上も続いたのか。将軍たちはぞれぞれ何を考え、どんな人物だったのか。
テレビでの歴史解説や講演会などで幅広く活躍中の歴史研究家の河合敦氏が、知られざる意外な人柄や、驚きの悪行、変なクセまで、15人の各将軍を徹底解剖していく。
ユニークで人間味あふれるプロフィール
例えば初代・家康は、医師の薬は飲まず自身で薬を調合するほどの“超健康オタク”だったり、三代目・家光は、心身に難を抱えた不適合者であり、常軌を逸した家康への愛を抱えていたり。
九代目・家重は、大の女性好きで大酒飲みだったそうで、英才教育を施されたにもかかわらず政治には参加しなかったという。
他にも、15人すべての将軍の、側室や子供の人数、身長や死因、もし現代に生きていたら向いている職業予想などを綴っている。
歴史ファンでなくとも楽しめる、15代将軍全員の“人間くさい”プロフィールは必見だ。
書名:『徳川15代将軍 解体新書』
著者:河合 敦
定価:1,045円(10%税込)
公式HP:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201221.html
(suzuki)