沖縄の“神の島”に会員制ブックホテル「浜比嘉別邸」オープン

「神の島」と呼ばれる沖縄屈指のパワースポットに会員制ブックホテルがグランドオープンした。執筆活動やワーケーションにも使える「浜比嘉(はまひが)別邸」を紹介しよう。

約1,500冊を蔵書するブックホテル「浜比嘉別邸」

沖縄本島と橋でつながっているため車で渡ることができる

浜比嘉別邸のある浜比嘉島は、琉球神話のアマミキヨ伝説で女神が住んだとされる秘境の島。離島でありながら、沖縄本島と橋でつながっているため車で渡ることができる。

島内には霊域・聖域が数多くあり、赤瓦など昔ながらの集落は景観保護地区に指定されている。

ガジュマルやフクギの大木が生い茂り、浜比嘉別邸の敷地内でもシークワーサー、ハイビスカス、ヤシなどの沖縄らしい植栽を楽しめる。

古民家をリノベーションした、一日一組限定のホテル

離島めぐりを綴ったベストセラー本『ていねいに旅する沖縄の島時間』の著者で、絵本作家や出版社経営など執筆業全般を営む永元深智(ながもとみち)氏が、100歳の女性が丁寧に暮らしていた古民家を「海と本とお昼寝の宿」をコンセプトに、ブックホテルにリノベーションした。

一日一組限定で一棟貸し切りのため、他のゲストと一緒になることもない。

お薦めの本を3冊選書してくれる「選書サービス」

エントランスに入るとおよそ1,500冊の蔵書がゲストを迎える。

事前に送られてくるアンケートに回答すると、文庫、小説、ビジネス書、医学書、洋書、スピリチュアル本、漫画シリーズなどさまざまなジャンルの本の中から、本のプロであるオーナーがお薦めの本を3冊選書してくれる「選書サービス」も用意する。

部屋でゆったりと読書の時間を楽しむ

世界を旅したオーナーが愛する異国風の書斎。ロッキングチェアーに揺れながら、読書をしたり、執筆したりできる。

和室では寝転んで本を読んだり、瞑想をしたり、天気のいい日は縁側でのんびりと過ごすことも。目の前には樹齢200年から300年ともいわれるフクギの御神木が拝める。

絶景の夕陽が楽しめるビーチはホテルから徒歩3分

部屋で過ごした後は、気分転換に海に行くのもおすすめ。「浜比嘉別邸」の屋上からは絶景の海が見える抜群のロケーションにあり、ビーチはホテルから徒歩3分という近さだ。

そこは沖縄きっての夕陽の名所。天気が良ければ、海も空も真っ赤に染まり、幻想的な景色に包まれる。

出張シェフを呼ぶことも自炊も可能

食事はオーナーおすすめの出張シェフを呼び、沖縄のやちむん(お皿)で、沖縄食材を使ったフルコースのプランが人気。

システムキッチン、調理器具、お米や基本的な調味料も完備しており、近場のファーマーズマーケットで採れたて野菜や魚を買って自炊を楽しむことも。

冷蔵庫の中にある沖縄産のビールやフルーツジュース、コーヒーなどもフリードリンク制だ。

“神の島”浜比嘉島でしか味わうことのできない唯一無二の読書三昧を。

会員制ブックホテル「浜比嘉別邸」:https://www.hamahigabettei.com/
※住所は非公開

(MOCA.O)