地震大国・日本において中古物件を購入する時に注目すべきポイントを公開

これから中古物件の購入を検討している人に。

都市部特化で高品質リノベーションを提供するグローバルベイスは、近年、自然災害が多発し、災害対策への関心も高まっている中、年間10,000件以上査定をしている中で気づいた「災害に強い物件選びのポイント」を紹介している。

プロが考える「災害に強い物件選びのポイント」

地震大国である日本の、地震に耐えうる住まいへの規制は世界的にみても厳しくなっている。しかし、災害に強い住まいという視点では「地盤が固い」ことが最重要ポイントの一つであると考えられる。

11年前の東日本大震災では首都圏でも多くの物件で被害がでたが、同社の物件はほとんど損害がなかった。その理由は、立地がよいとされる都心の城南・城西地区で地盤が固い揺れにくい地域の物件が多くを占めていたからだ。

同社で調査を行ったところ、新耐震基準で建てられた物件であっても、地盤がゆるい地域の物件には亀裂がはいったり被害がでていた。

災害に強い中古物件選びのポイント

東日本大震災以降、地震で地盤沈下したエリアや湾岸沿いタワーマンションから杉並区・中野区などの内部地域に住み替えているケースが良く見られる。

中古物件購入の際は“地盤”に注目

物件購入の際は、建物の耐震性も大切だが、“地盤”はさらに重要。例えば、地盤のゆがみなどにより不同沈下や地盤沈下が起き、建物が傾く場合もある。

地盤調査は、建物を建てる際に実施することが法律で義務付けられているため、その結果も参考に。

ハザードマップや揺れやすさマップ、古地図を確認

昔からある土地は揺れにくく安全な場所。古地図を確認することで昔から住宅だったか、埋め立てられた場所かどうかが分かる。

川や沼を埋め立てている場所ではハザードマップ上でも赤で表示され危険な地域とされることが多くある。

耐震診断もチェック

また、中古住宅の購入前に耐震診断がされている物件であるかの確認もおすすめだ。既存建物が地震の脅威に対して安全に使えるかどうかを見極めてほしい。

避難場所を確認

近くに大きな公園があるか、公共施設があるかを確認しておくのもポイントだ。

地盤強固で新耐震基準をクリアしている最新物件の一例

この物件を新宿区が発行している「地域危険度」と照らし合わせると、総合危険度ランク2、建物倒壊危険度ランク2、火災危険度ランク2、災害時活動困難度ランク2で安全性が確保された物件となっている。

間取り:3LDK+WIC・SIC/専有面積:105.15㎡/築年月:昭和50年9月

同社では、更に詳しく災害に強い物件購入のノウハウや物件探しのコツ、得する資金計画や住宅ローンについて学べる無料セミナー・イベントも開催している。

災害への備えの一つとして、家選びにも情報収集が鍵になるだろう。

物件所在地:東京都新宿区西早稲田3-23-8
物件URL:https://www.globalbase.jp/renocolle/obje/detail.php?pid=3766
無料セミナー・イベント情報:https://www.globalbase.jp/seminar/

(hachi)