部屋からバンクを見下ろす、競輪ファンにとって至福のホテルステイ。
岡山県玉野市の玉野競輪場がリニューアル、3月26日、新メインスタンドおよび選手宿舎兼ホテル「KEIRIN HOTEL 10(ケイリンホテル テン)」がグランドオープンする。
業界初!選手宿舎兼ホテル「KEIRIN HOTEL 10」
2月27日から3月1日にかけて、ミッドナイト競輪で約1年半ぶりとなる開催となった玉野競輪場。3月26日(土)からは、2年ぶりのGⅢレース「玉野競輪場開設71周年記念 瀬戸の王子杯争奪戦(GⅢ)」を開催する。
それに合わせて、新メインスタンドと選手宿舎兼ホテル「KEIRIN HOTEL 10」がグランドオープンする。
大きく変わった玉野競輪場
「KEIRIN HOTEL 10」は、業界で初めて競輪場併設のホテル。実際に選手が泊まる部屋に宿泊することができ、競輪の世界をより身近に体験できるのはもちろん、部屋の窓からは競輪場越しに瀬戸内海の絶景を堪能できる。
5階以上の部屋はテラス付きなので、さらにゆったりと眺望を楽しむことができそうだ。
「KEIRIN HOTEL 10」は、競輪開催時には選手宿舎および選手管理棟としての役割も果たし、様々な競輪のドラマを生み出していくことになる。
スタンド棟には、地元瀬戸内の食材を使ったスパイス料理やクラフトビール等を提供し、競輪観戦の新しいスタイルを提案するレストラン、「FORQ(フォーク)」をオープン。外構は、デザイナーの手によるウォールペインティングやツリーサークルを設けた。
すでにプレオープンしている玉野競輪場と「KEIRIN HOTEL 10」を、一足先に体験したいなら、3月8日(火)~10日(木)はミッドナイト競輪のため、ホテル宿泊客以外は入場できない。
バンクを見下ろす部屋に泊まり、明日のレースの予想を立てながら眠りにつく。競輪ファンにとって、これ以上に嬉しいホテルステイはなさそうだ。
公式サイト:https://keirin-hotel10.com/
(冨田格)