自宅で働くことが増え、ダイニングチェアでは体が疲れて落ち着かない、といった人に。
インテリア販売を行うアクタスは、北海道旭川市にあるカンディハウスと共同で、倉本仁氏をデザイナーに起用した椅子「FOUR(フォー)チェア」を開発。
4月末よりアクタス直営店、公式オンラインショップ、カンディハウスショップなどで販売する。
美しさと機能性の融合点を見出した椅子“FOUR”
製造は、共同開発社であるカンディハウス、技術サポートとしてコクヨの協力を得て、アクタス、カンディハウス、倉本仁氏、コクヨの四者の知見を活かした、オフィスだけでなくプライベートな住環境に溶け込む佇まいと機能性をもったワーキングチェア「FOUR(フォー)チェア」が完成。
ホームオフィス用の椅子として、ダイニングチェアとして、リラックスチェアとして、子どもたちと戯れるための遊びの道具としての機能を一脚の椅子で適応するというコンセプトのもと、この開発がはじまった。
開発には、椅子としての佇まいが美しくあることを条件とした。
四者の知見が融合したコラボレーション
FOURチェアの開発には、デザイン・製造における様々なスペシャリストの協力が必要だった。
共同開発と製造を担うのは、木の特性を知り、機能美を具現化する技能・技術で評価の高い「カンディハウス」。
デザインを担当するのは、プロジェクトのコンセプトやストーリーを優れたリサーチ力から明確に造形表現することに長けた倉本仁氏。
ワーキングチェアとしての機能面のサポートには、日本を代表するオフィスファニチャーメーカーである「コクヨ」。
そして、ユーザーのニーズや時代の変化を的確に掴む商品企画力を持つ「アクタス」。
この四者(FOUR)によってFOURチェアは生み出された。
人間工学上、同じ姿勢で座るよりも座りながら身体を動かせることが良いとされることから、シートの幅に対してアームの内寸とアームを広げることで、食べる・寛ぐ・働く(学ぶ)・遊ぶという椅子の自由度が拡大。
また、長時間、正しい座り方が維持できるよう、FOURの名前の由来のひとつとなっている笠木を支える4本のフレームは、深く座った際に背骨が当たるのを避けられるようになっている。
インテリアに馴染みやすいデザイン
FOURチェアは北海道産タモの無垢材を使った笠木部分のカラーがナチュラル、ミディアムブラウン、ブラックの3色。フレーム部分はクロームメッキ仕上げのシルバーとマット感のあるブラックの2種類を用意。
そして4本脚のシンプルな構造を採用することでインテリアとの調和を考えた仕様になっている。
シーンや空間に馴染む、優しい木の温もりを感じながら暮らしたい。
(hachi)
*表示価格は全て税込
※掲載画像は開発中のサンプルに付き、実際の製品と細部の仕様が異なります。